30教科イチオシ見学会【テレビ朝日】
担当重田からの報告です。
10時30分から見学ということで、集合時間は余裕をもって10時15分でした。
しかし、当日は複数の路線で電車の遅延があり、総武線に至っては最大40分遅れでしたが、全員が早めに着くように出かけていてくれたので、集合時間に遅れた生徒はひとりもいませんでした。
すばらしい!!
さて、いよいよ見学です。残念ながら、館内は一切撮影禁止とのことで、入り口で案内の方と一緒に記念撮影をしました。見学をしてみると、やはりテレビ局にはいろいろな驚きや発見がありました。
以下は、当日仕入れた豆知識をちりばめた報告です。★クロマキーセット
テレビ朝日には、大小あわせて11ものスタジオがあり、まずは見学コースからニューススタジオ俯瞰しました。背景が全面緑色のクロマキーセットは、その緑の部分にCG画像などを組み込む仕組みになっているとのことでした。緑という色は、日本人の体にない色ということで選定されているそうです。
だから、緑の服を着てこのセットに入ると、その部分に背景と同じCGが組み込まれてしまうのだそうです。(なるほど!)
★プロンプターカメラ
見学している最中に、スタジオに坪井アナウンサーが入ってきて、生徒達に手を振ってくれました。
坪井アナウンサーはこれから臨時ニュース原稿を読むとのことでしたが、手元の原稿に目を落とすのではなく、前を見つめています。実は、坪井アナウンサーが見つめていたのが、プロンプターカメラが撮影した画像でした。プロンプターカメラは上からアナウンサーの手元の原稿を撮影し、それをモニター画面に出すのです。アナウンサーはそれを見ているので、カメラ目線でニュースを読むのが可能になっているのでした。(超人的な記憶力というわけではなかったのか・・・)
★サブ(復調整室)
たくさんのモニター画面と、パイロット席のようにボタンで埋め尽くされた機材が置かれていました。
中央がスイッチャー席、左が音声の調整席だそうです。
スイッチャーはたくさんあるカメラ映像の中からどのカメラの映像を使うかを考えて切り替える仕事をしており、音声はたくさんの出演者のピンマイクから拾う音の大きさを調整する仕事を担当しているとのことでした。(確かに人間が視線を移すが如くなめらかに画像が切り替わっていきますよね。)
★視聴率
「1%=40万人」だそうです。テレビ朝日の歴代最高視聴率は、2006年サッカーワールドカップの52.7%だったとのことでした。視聴率は、ビデオ録画したものは含まれないため、スポーツなどが高視聴率になるのだそうです。(録画は入らないということは、52.7%の時は、赤ちゃんまで含めて2人に1人がリアルタイムで見ていたということです。すごいことですね。)
★定番報道番組のセット
報道スクランブルは、言わずと知れたテレビ朝日の夜のニュース番組です。
司会の古舘伊知郎さんの発案で、セットは地球をイメージしたものになっているのだそうです。
夕方のスーパーJチャンネルは、船の中をイメージしたセットになっていて、テーマカラーの赤がいろいろなところに使われていました。(セットにそこまでこだわっているとは・・・ちょっと意外でした。)