受験のストレス ⑦教科イチオシ見学会【海苔のふるさと館】
センター試験も終わり、いよいよ最後の追い込み中の6年生。直前講座に来ている子達も真剣な表情。疲れがたまってくる時期です。
大丈夫かなぁと様子を見つつ6年生の廊下を歩いていたら、ネクタイを頭に巻いていてフラフラしている子がいます。頭痛かしら(歌舞伎で見ますよね病人が紫のはちまきしているの)と、心配して近寄ると、
「千鳥足って難しいわ~」などと言う声が。遊んでたのね・・・。
職員室前の質問も真剣な目。と思っていたら、ゴミでこんなものを作っている子が。
「なにそれ?」と聞くと、
「センターの国語が取れなくて。受験のストレスを形にしました。節分のとき投げようかと。でも、よく考えたら節分が遠くて」(ゴミは片付けてください)
う~む。相当きてますね。
この時期の極度のストレスをこうして友達とふざけることで発散しているのでしょう。
中学受験生のお子さんも、親から見ると、
「人ごとみたいにぼっ~として。誰の受験だと思ってるの!」
「のんきにそんなことしてる場合じゃないでしょ!」
と、怒りたくなるようなこともあるかもしれませんが、そうして心のバランスをとっている場合もありますので大目にみてあげてください。
明日はいよいよ出願開始日です。親御さんもどうか無理をせず、開門後にお越しください。
イチ押しつづきです。担当の鈴木から報告します。
平和島駅から歩いて15分のところに「大森 海苔のふるさと館」はあります。
まずは、生徒に宿題にしてあってワークシートの答え合わせからです。海苔の養殖についての歴史を中心に職員の方から答えと解説をしていただきました。 次に、海苔の養殖を職業としていた方から、昔の作業工程の説明がありました。 それが終わるとさっそく海苔づけの体験です。まずは海苔が入っていない水で、四角の箱の中にまんべんなくいきわたるように練習します。 作業に慣れたら、いよいよ本番。海苔と水を混ぜたもので2回作ります。 全員が終わるとそれを天日干し。1日で乾きます。できた海苔は学校に送られてきます。
実習中心の施設でした。生徒たちは楽しそうに作業をしていました。