答案返却日・担任ブログより
今日は答案返却日。生徒は悲喜こもごもです。とはいえ、定期テストが終わって今年も一段落です。
6年生はあと一息。ここからまだまだ伸びますからね。
さて、生徒は一段落でも私たちの「師走」はつづきます。私もこのところ「それにしても師走すぎる」状況になってきて、今日もブログを書く時間がないかも(泣)
と、思ってブログ用のメモを見ていたら、いいもの発見!
前期に担任ブログを読んでいて面白いのをピックアップしてあったのですが、そのままになっていました。
師走の緊急事態につき、無断掲載させていただきます。(一部、改変)
その1
生徒 「テスト中に週番だとプラスなことが書けません」
担任 「マイナス×マイナスは? 0°<Θ<180°のときのsinΘの値は? 絶対値がつくと? …数学のことを考えて下さい。プラスであふれかえっています」
生徒のみなさん、テスト、お疲れさまでした。
その2
ある生徒がこんなことを言っていました。
「夕飯時に高校生クイズを見ていて、この人達と一緒にセンター試験を受けるんだと思ったら意気消沈しちゃいました。」確かにクイズ参加者達は驚きの知識量です。でも安心してください。この方達はT大かK大、国立1校しか受けませんから。
私達は志望大学を合格最低点で合格すればいいのです。気にしない。気にしない。さて、本日掃除後の会話です。
入試当日に制服で行くか、私服で行くか、いやジャージで行きたい、ジャージで往復の電車が嫌だ、お洒落にジャージで行けばいいとか、かなり気の早い話をしていました。でも、入試当日の服装の話が出る時期にもなってきたんですね。
あ、念のため、本校にジャージで登校している人はいません。校内でスカートの下にジャージを着る浦島太郎ルックも絶滅しました。
その3
担任が黒板に「英子は●●点、国子は△△点、日子は■■点、世子は□□点です。」
生徒「昨年の先輩の得点ですか?」
担任「違います。このクラスの自己採点、各教科の最高点です。」
生徒「え?すご~い!もうどこでも合格しちゃう。」
担任「これは1人の成績ではありません。4人の成績です。」
生徒「団体戦で受験したい・・・」
英、国、世・・・文系ってことね。誰にでも得意科目、不得意科目はあります。団体戦は無理だけど、この時期になったら、合計点から逆算して最も効率のいい勉強時間の配分を。その際、不得意科目は最もポテンシャルのある科目と言えるかもしれませんよ。
小学生の受験生も同じですね。最後の模試結果が出て、がっかり・・・という人もいるかもしれませんが、志望校のテストで合格点をとればいいのです。学校によって傾向が違うから過去問はしっかり分析を。去年の1月のブログで国語については紹介しましたのでご参考に。
受験生にとって、ここからはモチベーションと体力をいかに維持するかが最も大切です。
これまで沢山のケースを見てきて、第一志望には不思議な「引き」があると感じます。モチベーションを維持するためにも第一志望はあきらめないこと。つらくてもこの時期を乗り切った体験は必ず将来に生きてきますから。