これも品女DNA?
昨日は、2年生はスピーチコンテスト、3年生はニュージーランド観光局の方をゲストにお迎えし、4,5年生は小論文の講演会でした。
その前の日は、ヤフー特別講座を行なっていました。いつも校外の方々のお力で生徒達は様々な体験をさせていただいています。
さて、JTBコラボ特別講座の三回目は私も見ていましたが、各班プレゼンの日で、それぞれに、お客さんの立場に立った楽しいアイディア満載の発表をしていました。
JTBから審査員のみなさんがお越しくださった他に、観光庁の方もお見えになりました。そこで、すかさず「最近は、将来国を支えたいと、省庁に就職する卒業生も出てきたので、お仕事の話もしていただけますか?」などとお願いして、観光庁のお話や官僚のお仕事のお話もしていただきました。 |
突然にもかかわらず、スピーチがとても分かりやすく、
国家公務員になるには?やりがいは?といった高校生にも身近なお話から、
「観光庁の仕事を通して海外の方に日本を知って親しんでもらうことは、国の安全保障にも繋がる」という熱い志、
「日本の将来を品女生が支えてほしい!」という激励まで。
生徒は一斉にそちらを向いて熱心に耳を傾けていました。 |
さらに、いただいたお名刺に「地域振興」とあるのを見つけた私は、
「実は、今、一年生の方では地域のCM作りをしているんですが、もし、プレゼンの日に来ていただけたりしたら・・・」
なんて、この日は見学にいらしただけなのに、いきなりスピーチを頼んだ上に・・・我ながらなんてずうずうしんでしょう。(でも、快く、いいですよと言ってくださいました。)
取材に来た記者さんに翌週の授業ゲストをお願いした教員、
サイン会に行って作家さんにインタビューをお願いした生徒、
就職試験で不採用の通知を貰いながら手紙を出し続けて採用に転じさせた卒業生・・・
もしかしてこれって、品女DNA?
でも、けっして私のせいではありませんよ。
創立の功労者 漆昌巌は、「喜寿の祝いの幹事をしてほしい」と親しかった原敬に頼まれて、
「祝いの会は一時、そのお金を将来ある子どものために使ったら永遠に活きる・・・」と全額地域の教育に寄付させてしまったとか。
さて、先日、生徒が職員室に来て
「校長先生、お願いがあるんですが」
「なに?」
「クウェート大使館に電話していただきたいんです」
「え?何で?」
「中東情勢を調べたいんですが、子どもが電話するより、校長先生からしていただいた方が話が通りやすいかと」
う~む