2010/8/3 火曜日

ダンス部大会・大学出張授業 商学

カテゴリー: クラブ,授業・学習・進学,行事 — 漆 @ 12:18:54

昨日はダンス部の大会を見に行きました。部長が全出場校の代表として行なった選手宣誓も、入場時のコメントも高校生らしく爽やかでした。
衣装がかわいいので、どこで買ったの?と聞いたら、市販の安い服を組み合わせ、縫い合わせたりスパコールをつけたりと、自分達でリメイクしたそうです。

チームワークよく動きも揃っていました。何より笑顔がイキイキしていて演技に思わず引き込まれました。
そして、みごと、決勝進出!決勝大会は同じホールで今日、行なわれています。

私は、理科の特別講座で第一三共株式会社を訪問する時間とかさなっているので、結果が気になります。

さて、大学出張授業のつづきを担当の大井から。今は、大学院進学を条件に学部を3年で終えるシステムもあるそうです。

大学の先生方による出張授業、私は明治大学商学部及び大学院・教養デザイン研究科の鳥居高教授のお話を生徒とともに伺いました。

鳥居先生の本日の講義テーマは、「国境を越える、モノ、ヒト、そして大学-日本は“ガラパゴス化”するのか」です。講義のはじめに、大学で学ぶことの意義や、ゼミの様子など、大学での研究の面白さをレクチャーしてくださいました。明治大学は生徒にも人気の高く、その大学の教授からのご自身のゼミについてのお話ということで、生徒たちも興味津々でした。

本論は、今日の日本と東アジアとの幅広い交流、その一方で一部で進む日本企業の独自路線の孤立化、経済活動や社会のグローバル化の中での日本とアジアの関係を考える内容でした。グローバル化の中で独自路線を進む日本企業を、絶海の孤島ガラパゴスにたとえつつも、進化から取り残されたのでなく、独自の進化(鳥居先生曰く、「多機能携帯電話」化)を遂げているとのご説明でした。

ユニクロや輸入食品、韓流、J-popやアニメなどのソフトパワーなど、身近なものを取り上げた高校生でも理解しやすいお話を、生徒たちも熱心に聞いていました。60分の講義でなく、もっとお話を伺っていたい内容でした。

出張授業終了後、使用教室の生徒が戻ってきましたが、いただいた明治大学の資料やパンフの余りを見て、「私たちも貰っていいですか?」と聞かれ、改めて明治大学の人気の高さを知りました。