留学生とのコラボ授業
現在、中3の国語では「比較文化」というテーマで学習しています。これは、留学生を交えてディスカッションをしているところです。
留学生の母国語は様々なので、共通語は日本語と英語です。来日間もない留学生はほとんど英語なのですが、中3はためらいなくスムーズにやりとりしています。やはり、校内に10名も在籍していると、「あ、留学生!」という感じもなくなり、自然にコミュニケーションができるようになるのでしょう。
あるグループから「タトゥー」という単語が聞こえてきたので、何かと思って覗いたら学校の校則の違いを話しているところでした。もちろん、この留学生の国でもこれは禁止なのですが、日本だったら校則にはわざわざ載せませんよね?
「授業中のスナックも先生によって許可される場合もある。」という話も出て、これもびっくり。そういえば、タイ留学から帰ってきた生徒が、学校に昼寝用の仮眠ベッドがあったり、体育座りはお行儀が悪いからあぐらをかきなさいと叱られたりして驚いたと話していました。(床に座るということも身を低くするという意味で礼儀にかなった振る舞いだそうです)
この日、話題は多岐にわたっていましたが、生徒にとって、教科書に載っていない身近な話を生で聞けることは、貴重な異文化体験になっています。