22年度 一学期 始業式
土曜から新学期がスタートしました。朝、玄関に立っていると、前日、入学式を終えたばかりの1年生に「教室はどこですか?」と聞かれます。中には反対方向から高校生に救出されて戻ってくる子も。(こうして困った分、タフになっていくんですね)
上級生の方も今日はドキドキ。新クラスの掲示をみた生徒の叫び声が校内に響いています。
始業式です。日頃は全校が集まっても静かに話を聞ける生徒達ですが、この日ばかりはテンションが高く、中々静まりません。 | |
表彰です。ダンス部、バトン部、体操部、そして、数学検定のグランプリを受賞した生徒もいました。 | |
着任式で新任教員を紹介しました。一人ひとりに自然とあたたかい拍手が起ります。こういうところがうちの生徒のいいところです。 |
私からは、カフェテリア リニューアルのことと、「ジャストギビング」の話をしました。
ジャストギビングは英国発・世界最大級のソーシャルチャリティサイトで、10年間で1000万人以上が参加し、累計850億円を超える寄付金を集めています。
個人が自分の寄付したい団体と、自分がチャレンジしたいことを載せると、それに共感した人から寄付が集まるという仕組みです。
イギリスの7歳児が、ハイチ被災者のためにユニセフに寄付を、と、自転車で5マイル走ることをチャレンジに掲げたところ、日本円にして約3千万集まったことが話題になりましたので、ご存じの方も多いと思います。
先日、朝礼で生徒達にお話しをしてくださったマラソンランナーの有森裕子さんもこれに参加し、南アフリカでこれまで89キロのウルトラマラソンに再チャレンジするそうです。
この話を通し生徒に伝えたことは、二つです。
■ 1人でできる社会貢献には限界があるが、これまでなかったインターネットという新しいツールを土俵に、新しい仕組みを工夫することで、個人の力を集めることができるようになった。自分たちは、そういう「時代の変わり目」に社会に出る世代だということを知っていて欲しい。
■ 7歳児に寄付が集まったように、みんなが品女キティでカンボジアに学校をつくったように、子供や学生が発信するからこそ、大人に影響を与え、多くの人のサポートを得られることもある。
将来はもちろん、中高の今も、志と行動力があれば、自分たちには世の中によい影響を与える力があることも知っていてほしい。
*4年生の保護者の皆さま、学年通信ご覧になりました?力作でしたよ。クイズ付きだったけど、正解者はいたのかしら。