メディアリテラシーの授業
ある日、国語科の教員から「記者会見をやってもらえませんか?」と聞かれ、「??」。
中2の授業でメディアリテラシーを扱うので、タイムリーな題材として「校長就任会見」を行いたい、ということでした。
当日、会見場に行ってみると、「記者」と書かれた名札を付けた子供達がカメラやノートを片手に待ちかまえています。
会見が始まると、パチパチとフラッシュが光り、記者になりきって矢継ぎ早に質問をしてきます。
子供だと思って油断していた私は、その真剣さと質問内容の濃さにぐいぐいと引き込まれ、思わず涙ぐんでしまうことも。
この後、日経新聞の記者で20代の女性に、記者の仕事やメディアの裏側についてお話しを聞き、グループごとに新聞を作って発表しました。
生徒達はこの体験を通し、同じ情報が編集者の意図によって変化することを知り、新聞を読む目も変わったようです。
*関連記事として、インターネットの情報教育についてのコラムが29日産経新聞 教育欄『解答乱麻』に載りましたので ご紹介 します
(写真:講堂にて記者会見)