今日の朝礼・ユニバーサルマナーとは
今日は朝礼で株式会社ミライロの垣内俊哉さんにお話しいただきました。私が以前お話を伺い、生徒にも是非聞かせてほしいとお願いしました。 |
垣内さんは、先天性の障がいで歩くことができません。生徒たちと同じ17歳の時は話すことも、車いすに乗ることもできませんでした。懸命にリハビリし、今の状態になりましたが、40代でまた同じ状態になると診断されたそうです。
そのときから、自分と向き合い、障がいのある自分だからこそできることを見つめました。残された人生の時間を計算し、その時間と向き合いました。そして、自分の命は自分のためだけでない、周りの人のために使おうと、今の会社を起業されたそうです。
後半はユニバーサルマナーについてのお話でした。これは、「自分とは違う誰かの視点で考え、適切な理解のもと行動するマナー」のことです。障がいのある方、高齢者の方に生徒たちがどのように対応したらいいか、その元となる体験をお話いただきました。
生徒たちは垣内さんをじっと見つめお話に引き込まれていました。 |
これからの時代はますます世界がつながっていく多様性の時代です。そんな未来に生きる生徒たちには、人との違いを大切にし、互いを活かし合うことのできる人に育ってほしいと思っています。
2020年、オリンピック・パラリンピックがきます。交通の要所品川にある品女の生徒には、様々な場面で周りの方のお手伝いができる、気遣いのできる人として貢献することが望まれます。垣内さんのご厚意で、校内で垣内さんご本人によるユニバーサル・マナーの特別講座が開催されます。こんなチャンスはめったにないので積極的に参加してくれるとうれしいです。
今日、どんなお話を伺ったか、聞くことができなかった品川ファミリーのみなさんのために、みんなの夢AWARD3(グランプリ獲得)でプレゼンなさったときの動画をご紹介します。