③教科イチ押し(早稲田大学先進理工学部)*活花ワークショップのご案内
教科イチ押しの続きです。担当の浜谷から報告です。
高校2年生30名で、早稲田大学先進理工学部を訪問しました。
前半は、小グループに分かれてキャンパスツアーに参加しました。案内して下さった大学生達は女性が多かったため生徒達も質問しやすく、理工学部の学生を身近に感じたようです。土木工学科の実験棟では、見たことのないような大きい装置を見学し、これが物を壊し、その耐久性を調べるための機械だと知り、とても興味を持った様子でした。この場所は、毎年行っている特別講座が行われた場所でもあるので、懐かしくもあったようです。
また、筑波万博で活躍した世界初の二足歩行ロボットを見たり、キャンパス内に駅の出口があることを知ったりと貴重な体験をしました。
さらに、大学生の1日の流れについて聞きました。理工学部の生徒は忙しく、勉強以外の時間があまりない印象がありますが、6割の方がサークルに入っているそうです。しかし、40~50枚の実験レポートの提出が頻繁に課されることに驚いていました。
後半は、応用生物化学の研究室を見学しました。応用化学科では、小規模な実験室レベルで成功した内容を、大きな装置でできるのか発展させることも大きな学問内容です。生徒達は、大規模な実験プラントを見上げ、スケールの大きさを感じたようです。
しかし、装置として生徒達が最も興味を持ったのは、「パニックシャワー」でした。万が一実験中に失敗して薬品をかぶったり、やけどしてしまったときに、すぐに頭からシャワーを浴びられるように、廊下の天井にシャワーが取り付けてあるのです。ただ、取り付けてから30年以上一度も使用することはなかったそうです。
研究を行っている各部屋では、助手や大学院生の方に、研究内容を説明していただきました。ノーベル賞を受賞した下村先生が見つけた光るタンパク質が実際に利用されていることを知ったり、微生物によって製造されている食品や薬が沢山あることを学び、大きな刺激になったようです。身近な乳性飲料を遠心分離器にかけて、顕微鏡で観察すると、「本当に生きた乳酸菌がいっぱい入ってるんだ!」と感動していました。人工イクラを作る実験も楽しかったようです。
今年は、薬品を使ってイクラが分解していく様子も観察しました。
大学で活躍している学生に触れることができ、生徒達は将来の夢が広がった様子でした。
*活花の授業やPTA活花教室でお世話になっている州村先生のワー
事前に予約が必要です。0120-711-071に電話し、
全3回で各回定員10名、時間は以下。
①13:00–13:45
②14:30–15:15
③16:00–16:45
化粧品の容器など使い終わった小さな容器(10センチ以内)
お店のHP→http://www.pola.co.jp/