もうすぐ修学旅行・テレビ東京 特別講座③
はっと気づけば来週の頭から修学旅行でニュージーランドです。毎年の事ながら、私は本当に当日飛行機に乗れているんだろうか?と思う2月末です。
生徒は違います。今日は旅行前の健康診断と、委員による打ち合わせでしたが、あまりに準備がしっかりしているので驚きました。(すみません。親ばかで)
打ち合わせは生徒が主体、私たち教員や旅行社の方は机の外側で時々発言するだけです。昨年の写真を画面で見ながら、「この場所では何をどうする?」もし、「こんなことがあったら?」「生徒への伝え方は?」と発言が次々と出ます。
まだ行ったこともないのに・・・。シミュレーション能力が高いです。(この子達ができてて何度も行っている私が足をひっぱたらまずいので慌ててメモしました)
配られた行程表。頭に「修学旅行台本」とあり、なぜか顔文字が入っています。変わったことをする教員だなと思ったら生徒作成でした。
さて、テレビ東京 特別講座のつづきを担当の澤本からご報告します。
「品川女子学院×テレビ東京番組共同開発特別講座」第3回は、番組企画案プレゼンでした。
各班の持ち時間は5分。それぞれに工夫を凝らした内容で、私の眼ではいずれも甲乙つけがたい発表でした。パワーポイントに加えて追加資料を配付する班、番組PRの具体案も含めて、大胆な動きのある見せ方をした班、
VTRを流すだけでなく、クイズを入れて視聴者を飽きさせない展開を考えた班、
具体的な出演者を設定し、なぜその出演者でなければいけないのかをきちんとまとめてきた班、
司会役にどういう切り口で番組を進行させるかまで意識してまとめた班、5班それぞれに良い所がいくつもあったと思います。
それでも、テレビ東京の方々から様々な質問が浴びせられます。
「内面の変化はどう見せていくの?」
「どのタイミングで入れるのがいいか考えている?」
「番組宣伝ポスターはどういう絵にしたいか考えている?」
「どういう雑誌を想定しているの?」等々。横で見ているこちらが緊張して固まってしまいましたが、生徒たちはそうした質問にも下を向くことなく、一生懸命に答えていました。こういう姿は本当に見ていて気持ちの良いものです。
こうしてプレゼンは無事終了し、結果が発表されました。
順位をつけるというよりも、それぞれの班の視点や考え方の良さが最も活きる形になるようにということで、制作担当3班、番宣・セールス担当2班に分かれ、今後の活動を行うことになりました。生徒たちの反応は様々でしたが、喜んだり沈んだりする間もなく、さっそく各班にテレビ東京の方が入って今後の活動の方向と次への課題が示されました。今日の発表から考えれば、きっと次の課題も見事にクリアしてくれるはずですので、第4回が今から楽しみです。