2007/7/5 木曜日

自宅学習の習慣

カテゴリー: 授業・学習・進学 — 漆 @ 12:00:00

404.jpg期末テストが始まりました。今朝、校門を入ると、玄関で中一のグループが真剣な顔で待ちかまえています。私の顔を見るなり「○○先生はもういらしてますか?」(今入ってきた私に聞くところが中一です)質問があって探しているそうなので、「時間がもったいないから職員室へ行って学年の教科の先生に聞いたら?問題はみんなで相談して作るから習っていない先生でも大丈夫よ」「は~い。ありがとうございました。」

しばらくすると、また一人、困った顔で「コピーを取りたいんですが紙が入っているかどうか分からなくて・・・」(まだ生徒用コピー機を使ったことがないんですね)慣れない彼女達にとって定期テストは試練(?)です。

さて、一昨日、中一の夏期講習の受講率のお話しをしましたが、先日、こんな会話も。

オープンキャンパスの時です。受験生の保護者の方が2人の中一に「塾に行ってる?」と聞いています。
「塾には行ってません。学校の勉強だけです。」
「何時間くらい?」
「平日で2時間くらい、休みの日は3~4時間くらいです。」
2人で顔を見合わせて「みんなそのくらいだよね?」
「うん。」「私たちまだ中一なのでそのくらいしかやっていないんです。」
確かに、先日実施したベネッセのアンケート結果でも平均でそのくらいの自宅学習時間でした。

今年、卒業生の協力で、模試偏差の変遷、受験結果、学習方法などを載せた『進学の手引き』をつくり、在校生に配布しましたが、そこからも授業の前後にしっかり予習、復習をする自宅学習習慣の大切さが読み取れます。中一もこの調子でいってほしいです。

写真は教員研修会です。ベネッセの協力で、中等部で実施した学力テストと生活・学習習慣のアンケート結果を分析、他校とも比較しました。
通塾率、部活動との両立は平均的、英語のモティベーションの高さは日本一!等、様々な情報を得ましたが、今後の課題は自宅学習時間、特に休日の自宅学習時間の確保です。

今年の夏休み、まだ休日の学習習慣のついていない生徒には是非、これを確立してほしいです。保護者会でもお話ししていますが、ご家庭に協力をお願いしたいのは「三点固定」です。起床時間、夕食時間、就寝時間の三つのポイントを固定することで、学習時間が固定されるよう、よろしくお願いします。