弓道部 創部25周年交流会
歴史の長い私学のいいところは、卒業後も年代を超えたネットワークが広がっていることと、教員も異動がないので、母校がいつでも帰れる実家のような存在になることです。同じ趣味を持ったクラブ活動のつながりは特に濃いようです。
先日、弓道部の同窓会がカフェテリアで行われました。顧問の大井からの報告です。
11月8日の放課後、弓道部の5回目のOG会を開催いたしました。
創部20周年を記念して始まったOG会、例年は夜、外の会場でお食事をしながら、という形で開催されていました。現役生にとっては顔見知りの先輩は限られ、会話がはずむか心配でしたが、話題は、クラブ活動の思い出話や今の弓道部の様子だけでなく、受験勉強アドバイスや就職活動、OGの今の仕事内容まで、幅広い内容でした。交流会の目的は果たせたかな、と思います。
クイズ大会では正答率が高く、どのテーブルも優勝しそうでしたが、私のいたテーブルが優勝、OGが用意した図書カードが賞品として贈られました。(私もいただきましたが、もらっちゃうわけにもいかないので、それを商品に急遽ジャンケン大会。とても楽しめました。)
当日来られなかったOG(昼間なので仕事があったり、11月の土曜日ということで結婚式関係で出席できない子も何人かいました。幹事のOGも会の終了に後参列しにいくそうです)の話題も。
ドイツから本校に留学していた部員(日本に来るたび学校や弓道部に顔を出してくれたり、一時日本の大学に再留学していました。一昨年は臨時コーチとして、合宿のお手伝いをしてもらいました)は、この秋から日本で仕事をするようです。
今回出席できなかった子達も、来年のOG会には是非参加してほしいです。
最後にみんなで集合写真を撮って、OGが用意した記念品(「品川女子学院弓道部25th Anniversary」とプリントされたチョコ。食べた後は、包み紙をマグネットにかぶせて、使えます)を受け取り、散会となりました。 初めての試みでしたが、まずは成功だと思います。幹事のOGの方々、仕事で忙しい合間を縫っての打ち合わせや準備、お疲れ様でした。 翌日の日曜日は、東京都の新人大会(高1・高2)の大会がありました。2名が予選通過まであと1本に迫り、「いけるかな」と思わせる射をしていましたが、「あと1本」と思ったのか緊張しすぎて外してしまいました。
「惜しい」で終わらないよう、先輩達の応援を背に、現役生がさらに技術の向上をめざし、一層活躍していくことが、先輩達の作ってきた伝統にこたえることになると思います。