特別講座「伝え方が9割」佐々木圭一先生
日常のコミュニケーションにも、プレゼンにも、「伝え方」は大切です。良かれと思ったことが、逆に伝わってしまったという経験は誰でもあるのではないでしょうか?
その「伝え方」をベストセラーの著者から直接学ぶ講座の様子を担当の飯塚から報告します。
相手の気持ちを思いやることをベースに、この学びを活かして自分の気持ちをしっかりと届けられるといいですね。
佐々木圭一先生は、コピーライター・作詞家・上智大学非常勤講師です。上智大学大学院を卒業後、博報堂を経て、株式会社ウゴカスを設立しました。
佐々木圭一先生の講義は、90分以上にわたって行われました。
中学2年生のみなさんは、「伝え方が9割」の本を手に、熱心に講義を聴き、先生から投げかけられた質問に対して友達同士でやりとりを行うという実践形式でのワークを行いました。
講義内容は、「伝え方が9割」の本にあるものから抜粋した中学・高校生用のプリントに基づいて行われました。
たとえば、「レポートの期限を延ばしたい」ときの方法には「クオリティーを上げたいので粘れませんか」などとこんな風に言われたら、担当の先生も期限を延期せざるを得ないでしょう。
最初に、隣の人とペアを組み、自己紹介です。
次に、「相手が褒めてほしいと思われるところを想像し褒める」ことをし合いました。
佐々木先生は、今まで伝えるのが苦手だったそうですが、いろいろ仕事のうえで経験しながら、印象に残る伝え方には方法があるということを知ったということです。
その一つは、「反対の言葉を使う」こと。
二つ目は「相手の頭の中を想像する」→「お願いをする」ということです。
お願いの切り口としては7つあります。その7つをみんなで学び、ワークを行いました。
たとえば、クラブに来てくれない友達にはどう言ったらよいのか。友達が文化祭でいっしょに参加をしてくれるにはどうしたらよいのかなどなど、みんな頭を絞り、なかなか良い答えをだしてきました。
そのひとつですが、たとえば「その人を褒めて行かせる」などです。答えはもっといろいろと出てきたのですが、内容はここまでにしておきます。最後は、実際に自分が困っていることなどをみんなで考えました。
実際にうまい答えを出してくれた生徒には、佐々木先生から、記念品をいただきました。彼女たちにとって良い思い出になりました。以上が、講義の内容でした。
そして最後に、佐々木先生と生徒のみなさんと写真撮りもありました。すべて含めると90分以上、佐々木先生と楽しい時間を過ごさせていただきました。
佐々木先生、ありがとうございました。