2014/11/12 水曜日

ダンス部(中国高校生訪日団歓迎会)

カテゴリー: 28プロジェクト:世界,クラブ — 漆 @ 17:43:25

安倍首相がAPECで北京を訪れ、中国の習近平国家主席と会談し、両国の関係改善へ向けてトップ同士の対話が再開されたことがニュースになっています。

お隣の国同士、子供達の世代には前に向かって互いに支え合うような関係が築けていることを願います。

さて、そんな希望につながる催しに先月、ダンス部が協力しました。顧問の直井から報告です。

10月27日に、日中青少年交流事業を行っている日中友好会館からのご依頼があり、中国高校生訪日団の歓迎会に高校1年生と2年生の44名が参加させていただきました。
2時間ほどの歓迎会では、中国の高校生と食事をしながらの交流とダンス発表をさせていただきました。
終了後、「英語はやっぱり話せた方がいいな…」とつぶやきながら戻ってきた生徒もおり、文武両道を目指すダンス部としては大変貴重な機会でした。

貴重な時間を過ごした高校2年生の感想です。

とても楽しかったです!
歓談の始まった瞬間からHi!と挨拶が飛び交うような友好的な会でした!
中国の方と英語で話していく中で進路の話などにもなり、使う言葉は違えど同じ高校生であるということを強く感じました。自分の英語では伝えきれないことも多くもどかしくも感じましたが、最終的には腕を組んで歩いたりケーキを分け合って食べたりするような友達をつくることができました!今回できた友達と連絡をとりあうためにも英語をがんばっていきます!素敵な友達と出会うことができたこの機会に深く感謝しています!

発表以外の時間は高校生のみなさんと話したり写真を撮ったりしました。
日本に興味を持って日本にいらっしゃっていたので話していても楽しかったです。
発表の時は一緒に盛り上がってくれて、ダンスは言葉が通じなくても楽しめるものだと改めて感じました。
短い時間でしたが最後はお別れがさみしくなるくらい仲良くなることができました。
国と国の関係ではなく、同じ高校生として相互理解を深め、他の文化を知るとても良い機会だったと思います。

中国の方にペットで大きなクモをかっている方がいらっしゃり、私もヘビをかっていたのでペットの話で盛り上がってとても楽しかったです。それをきっかけに他の方ともたくさん話せました。経済的や国家間の問題はありますが、同じ高校生としてはそういう問題を気にせず、完全な英語でないにしても話を楽しめることがわかってとても嬉しかったです。当たり前のことではありますが、同じ人間であるということがわかりました。

生徒達の感想を読んでいると、先入観や偏見の連鎖を生まない教育の責任も感じます。