卒業生講演会(中3総合学習) ・よのなか科ビデオ
卒業生が様々な形で在校生を応援してくれています。その一つ、卒業生講演会の様子をご紹介します。 私も聞いていましたが、こんな話が印象に残りました。
・嵐命で勉強に身が入らなかったが、合格率20%から頑張った。
・中等部の時はどの教科も思わしい成績でなかったが、あるとき生物で頑張って二番になってからやる気が出て他の教科も伸びていった
・大学は、ここは違うと初めから決めつけず、幅広く見てみる
・在学中、実行委員長に立候補するときとても悩んだ。でも、やってよかった。迷ったら一歩踏み出してやった方がいい。失敗の経験も大事。実際、大学は第一希望に合格しなかったが、切り替えて頑張れるている。それは失敗を経験してきたから。
・行事も積極的に参加。成績を下げず、両立すると決めていた。切り替えが大事。通学路は勉強と決め、オンオフ。一歩出たらスイッチをいれるようにしているうちに身体が慣れてくる。
・先生に質問し、友達にシェアした。学んだことを教えると身につき、そこから教員志望に。人の幸せにつながる仕事がしたい。理系は一つの研究の成功で何万人もの人の幸せに貢献できることが魅力。
・3年生は微妙な時期。受験もないし、何を目標にしていいかわからない。きっかけがない。28歳の将来を考え、そのためにどうすると考えた。
・受験に関係ない科目があとで役に立つ。世界史を知るとニュースが分かる。自分は政治お宅で、内閣改造ごとにファイルしていた。
学年主任の小野瀬から報告です。
高等部進級に向けて学習意欲の向上と大学進学への喚起をはかることを目的として、昨年度卒業生3名にお話しをしてもらいました。
大学の紹介、文理選択、中学生の時に頑張ったことや楽しかったこと、失敗したことを話してくれました。
3名の話しを聞いた生徒からの共通した感想は、「自分の強みの教科を作る」、「自分にあった勉強法を見つける」「好きな教科を見つけてまずそれを頑張る」「勉強へ取り組む時はON/OFFをはっきりする」でした。中には「○○の成績1位を目指します」など具体的な教科をあげた生徒もいて、『やる気のスイッチON』を感じました。
また、品女でしかできないことがたくさんあると伝えてくれたことにより、「品女にいる間品女でしかできない経験を増やす」という感想もたくさんありました。
憧れの大学生活、憧れの先輩達がリアルに自分たちの経験を伝えてくれたことにより、今自分が何をしなければいけないのか、今が今後にどのようにつながっていくのかをしっかり受け止めてくれたように思いました。
*特別講座などで長年お世話になっている藤原和博さんの「よのなか科」の授業
「受験サプリ」のトップページから会員登録すると、経済編10本が無料で見られます。