2014/9/18 木曜日

エンパシーライティング 特別講座

今日から文化祭準備日に入りました。登校が早すぎて開門前に歩道に並んだり、先を急ぐあまり分散して京急に乗るルールを守れなかったりという生徒がいます。行事は安全性→マナー→自主性という優先順位ですので、一人一人が自覚をもって行動してください。

代々木周辺で発生しているデング熱ですが、本校でも念のため植え込み等の消毒をし、中庭の噴水の水を抜きました。生徒のみなさんも、屋外で作業する際は、できるだけ肌の露出を避ける、虫除けスプレーを利用するなど予防しましょう。

明日からオーストラリアの姉妹校生がやってきます。ブリスベンにあるイプスウィッチ・ガールズ・グラマー・スクール(IGGS)で、毎年4年生が交換留学生として留学している学校です。今年は、14歳~16歳の生徒さんが10名、9月19日(金)~9月22日(月)まで滞在します。日本語を勉強している子達ですので、校内で出会ったら積極的に話しかけ交流しましょう。ホストファミリーを引き受けてくださったみなさま、ありがとうございます。

情報発信の特別講座の様子を担当の平川から報告します。

情報発信特別講座を開きました。

コミュニケーション戦略プロデューサーの山崎祥之さんと、『エンパシーライティング』の著者 中野巧さんです。
前半は、山崎さんから「どのような情報発信が人々の話題になったりメディアでニュースになったりするのか?」というテーマで講義をしていただき、ニュース記事や映像がどのように取捨選択されているかというお話を聴かせていただきました。また、「自分ごと」と思ってもらったり共感したりしてもらうことも大切だと教わりました。

後半は「相手の立場で文章を書く『エンパシーライティング』による情報発信とは?」の説明を受け、実際に「文化祭に友人を誘うなら」というテーマで「エンパシーライティング」のワークシートを書いてみました。相手の反応を想像しながら手順に従って書いていくので、文章が苦手といっている生徒も熱心に取り組んでいました。

生徒の感想
・情報は発信する側に悪意がなくても、受け取る側には害になる可能性があるし、受け取る側が発信する側の意図を間違って受け取ることもあるので、情報を発信するのも受信するのも気をつけなくてはいけないと思いました。(中3)
・情報と情報の間には必ず人がいるので、新聞やニュースを見る時はそれを考えた上で行動したいです。(中3)
・相手の行動、気持ち、マイナスなこと、プラスになるための言葉などから文章を考えていくというのが新鮮でした。(高1)
・ちょうど知り合いに文化祭のお誘いの手紙を出そうと思っていたのでとても参考になりました。(高1)

*いけばなの授業でお世話になっている州村先生の仕事風景が、東京新聞(9月14日)で紹介されました。
記事は図書室に置いておきますので、見てみてください。WEB版でも紹介されています。