2006/5/23 火曜日

和のコーナー

カテゴリー: 28プロジェクト:日本 — 漆 @ 12:00:00

40.jpg昨年、遠州流の家元が生徒達に講演をしてくださいました。

その中で「季節の移り変わりの美しさを教えてくれる人がいないと子供はそれに気づかない」とおっしゃった言葉が心に残り、教員と生徒の手作りで和のコーナーを設置しました。

二十四節気ごとに書道部の生徒が色紙を書いてくれています。
21日前後は「小満」といい、万物がしだいに成長して、天地に満ち始めるころという意味です。このころになると野山の草木は花を散らして実を付け始め、陽気がだんだん良くなるそうです。(と、係の教員が調べて回覧してくれました)

生徒が卒業し、大人になって忙しい毎日をおくっていても、ふと、この節気の言葉を思い出し、季節の美しさを感じてほっとする・・・そんな時間をもってくれるといいなと思います。

(写真:西棟入り口和のコーナーでメダカを探す生徒)