早稲田大学出張授業 4年生対象 ⑤
少し間が空きましたが、5講座目 先進理工学部電子・情報生命工学科の櫛笥博子先生による講座を担当の前田からご紹介します。
早稲田の先生方にはお忙しいところ何度も授業にお越しいただき、感謝しています。
今夜はお返しに(?)私が早稲田大学の「ウーマン・キャリアクリエイト講座」でお話しをしてきます。
「早稲田の理工というとロボットや機械系のイメージが強かったのですが、生物系にも強いんだなあと考えを改めさせられました」 「電子・情報生命工学科」と聞いて、どんなことを学ぶ学科を想像するでしょうか?
-HPには「電気・電子・情報・生命という異分野の教員が一つの学科に集結」とあります。つまり、「電気」に関することも「生命科学」に関することも学べるお得な学科、ということでした。その中で、今回は生物系の研究室に所属する櫛笥先生にお越しいただき、主に早稲田大学および大学院の研究生活について語っていただきました。「自分の興味のあることをたくさん学べたり研究できたりするのは楽しそうだと感じました」 先生は、早稲田大学と東京女子医大が連携している先端生命科学センター(TWIns)の研究室で、シアノバクテリアの体内時計(ヒトが自然に時計を刻む)システムを研究されているそうです。
TWInsといえば、少し前に「爆笑問題のニッポンの教養」で細胞シートという、シートを重ねて臓器そのものを生み出す研究が取り上げられていました。人工心臓を始めとした、医学と工学の連携研究を行っているそうです。学生さん達のアンケートなどを交えた大学生活の実態や、体内時計による正確な体節の形成などの研究内容紹介に、生徒達は聞き入っており、文理選択を間近に控えて、有意義な刺激となったようです。以下に、生徒の感想を紹介します。
「体内時計によってリズムを刻んでいる動画が面白かったです」