2009/11/14 土曜日

橋坂先生のご葬儀

カテゴリー: その他 — 漆 @ 13:37:32

橋坂先生のご葬儀に参列しました。

急なことでしたので、お悔やみに伺いたくても叶わなかった方々もいらっしゃると思います。
ご家族からのお言葉も含め、お伝えします。

式には多くの品川ファミリーのみなさんが参列しました。

会葬の列は予定の時刻がすぎても途切れることなく、いつも周りを和やかにしてくれた橋坂先生のお人柄を象徴しているようでした。8時を回ってから、せめて一目お別れをと駆けつけてくる卒業生もいました。

本校からの参列者があまりに多く、返って申し訳ないような気持ちもしましたが、お母様、お姉様からは、
「学校からこんなに多くの方に来ていただけてみなさんに愛されていたことが分かります。きっと本人も喜んでいます」とお言葉をいただきました。

いつもは賑やかな子供達が押し黙って階段を上っていく様子、遺影の前でたまらず泣きじゃくる様子を見て胸がつぶれそうでした。

告別式では生徒から預かったお手紙をご家族にお渡しし、供えていただきました。お別れのときのお顔はとても安らかできれいで、静かに眠っているようでした。

ご家族からの最後のご挨拶で、
「闘病中も常に前向きで一度も弱音を吐かなかった。先月までは治療をしつつも元気で10月20日の誕生日はケーキを食べて祝った。念願の教員になれて、多くの生徒、保護者の方々に愛されて幸せだった・・・」 と、お話しがありました。

私が会ったときも、「いつか寿命がくるとしてもそれは今ではない気がします。必ず治して生徒のもとに戻ります」と笑顔でおっしゃっていました。

37歳はあまりにも若く、これからというときに、本当に、本当に残念です。

温厚で優しく、明るくユーモアがあって、誠実で責任感が強く、何事にも前向きに取り組み、生徒からも保護者からも同僚からも愛される先生でした。

どうか、安らかにお眠りください。