2009/10/29 木曜日

早稲田大学連携 総合学習 ⑤

カテゴリー: 授業・学習・進学,早稲田大学 — 漆 @ 17:50:44

教育学部 教育社会学 前田嵩先生の模擬授業の様子です。

_mg_0104.jpg 私が写真を撮りに行ったときは、ちょうど、三丁目の夕日の映画を引用してお話しをなさっていて、生徒も楽しそうでした。

担当の吉田からご紹介します。

教育社会学をご専門とされる前田先生より、「少年犯罪は本当に凶悪化したのか?」を題材に講義していただきました。

センセーショナルに取り上げられがちな少年犯罪を例に、過去の事実を積み上げ、丹念な調査・研究を行うことで、本当にそう言えるのか、という「常識を問い直すこと」の重要性を説いて頂きました。

受講者の感想を紹介します。

・教育学部というと教員養成が思いつくが、教育学と社会学の両面をもつ教育社会学という学問があることを初めて知り、興味を持った。

・メディアから伝えられる情報を違う角度から見てみるとその情報が本当のものばかりではないということがわかりました。日常生活の中でマスメディアに触れる時間が増えたからこそ、昔に比べて犯罪が増えたと「思ってしまう」とわかりました。

・私も以前から「最近の若者は~」「昔はもっと~」などという言い方に疑問を感じていた。
メディアリテラシーの視点を身につけていかなければならないと思った。

今回は若手の先生方にお越しいただき、生徒達は大学の学問を身近に感じられたようです。