企業コラボ Yahoo!JAPAN ④
Yahoo!JAPANとのコラボが進んでいます。その後、何度か社員のみなさんに学校でご指導いただき、先日はまた本社を訪問させていただきました。引率した酒井からその時の様子をご紹介します。
Yahoo!JAPANとの企業コラボもいよいよ、佳境に入りました。
夏期休暇中に課された企画案より、各クラス優秀作品を選定し、より良い案にするために、クラス内で意見を出し合ってそれを元にクラス代表班が企画書にまとめたのがつい先日。
いよいよそれを本格的にWEBページへと落とし込むためYahoo!の担当者の方との打合せをしに、Yahoo!JAPAN本社を訪問しました。
この日の目的は、とにかく自分たちの案を担当者の方に説明すること。
そして、さらに企画をブラッシュアップすること。Yahoo!さんの担当者の方を中心に、具体的な項目について検討しました。
例えば
○見出し=特集タイトル
○イメージ画像
○キャッチコピー
○商品名から探す(商品誘導)
○商品の属性から探す(商品誘導)
○ランキング機能
○検索機能 などなど実際にWEBページを公開するためには、様々な項目について細かく決めていかなければなりません。
そして今回のメイン企画者は子供たち自身。最初はどこまで意見を言っていいのか、何を決めたらいいのか理解できずにおとなしかった子供たちも、次第に自分たちの意見を前面に出して良いのだということが分かり、
「これはこういう方がいい。」
「こういう言葉を使った方がいい。」などと、イニシアチブを握るようになっていきました。
今回は5クラスの中から最優秀を1クラス決めて、そのクラスの作品だけをリリースするということもあり、子供たちも次第に本気に。
「これで公開されなかったらショックだな。」
なんて言葉も聞かれるくらい、自分たちの思いをその作品につぎ込んでいるようでした。
写真を見ていただければ分かるのですが、ビデオカメラで撮影している生徒が見られます。
これは、今度の総合学習にて各クラスで自分たちのしてきた企画会議の様子をクラスの他の子たちに共有するためです。
代表班の子たちはクラスの子たちの意見も取り入れながら、企画書を作り上げましたので、その報告のためにビデオで撮影し、クラスに持って帰るのです。各クラスの思いの入った作品。
それぞれに満足のいくWEBページができあがることを楽しみにしております。帰りがけに子供たちと話していると、
「こんなに細かいことを決めなきゃいけないなんて大変。世の中に出てくるものはみんなこんな思いをしてできてるものなのかな。」
と言っている子がいました。
こういう思いを自分たちでくみ取れることこそが企業コラボ授業の醍醐味。
世の中を見る目が変わった子がいたんじゃないでしょうか。