小さいことが大切なこと
明日は芸術鑑賞で全校帝劇へ。楽しみです。私はその前に東京FMで収録。このお話はまた。
今朝は小雨の中、通学してくる生徒たち。傘の用意がなくて髪が濡れている子も。頭を振って水気を払っている子犬のような子もいます。傘振り場だけでなく、頭振り場も必要?
遠くから通学してくる子もいるので、朝もカフェテリアを開けていますが、食べかけのカロリーメイトをむき出して持って出てきた中等部生が!
私 「ちょっと待って。さて、私は何が言いたいでしょうか?」と指さす。(最近は、これがマナーの悪いことと分かっていない子もいるので)
生徒 「ごめんなさ~い」 と慌てて袋に戻そうとする。
土曜も、あるお母さまから「先生ちょっとよろしいでしょうか?玄関からパンを食べながら出てくる子がいて驚きました」と声をかけられました。
立ち食いのお店、お祭りの屋台、お弁当が売られている電車など、時と場合によっては立ち食いや食べ歩きが許される場所もあります。私も自転車のツーリングのとき郊外の道ばたでおにぎりを食べつつ、これは生徒に見られたくないなと思うこともあります。
でも、校内や通学路で食べ歩きをしたり、通勤電車の中でものを食べたりするのはマナー違反でしょう。
国や時代が変わればマナーやルールも変わりますが、子供のうちに、まずは日本社会の中で恥ずかしくない基礎基本をしっかり身につけさせることが必要です。
それが、将来、グローバルな社会の多様な文化の中で、自分がどう振る舞えばいいのかを判断する軸になるのだと思います。
正直言って、これは6歳くらいまでに身につけておいてほしかったなと思うこともありますが、中高でなんとかしなくては、その後、叱ってくれる人は少ないでしょう。めげずにその場その場で繰り返し注意していきます。
嫌われてもうるさがられても、だめなことはだめ。そこをスルーしてしまえば、いつか困るのは本人です。今、目の前にある小さいことが積み重なって将来の大切なことに結びついていくのです。どうかご家庭でも繰り返しご注意ください。
*現在の4・3年生が2年生のときに講演をしてくださったミサコロックスさんがTVに出演されるそうです。
放映日時:5月14日(水)23時00分~
番組名:日本テレビ「ニュースZERO」
「ゼロ・
→ http://www.ntv.co.jp/zero/