2014/3/17 月曜日

いけばな(第2回目)・品女卒の特徴

カテゴリー: 28プロジェクト:日本 — 漆 @ 17:15:16

土曜は東大で課題解決型学習のセミナーがあり、本校の総合学習について発表してきました。会場に入ると、

「先生、4年生の保護者です。この後4年生の懇親会があるので、お写真一枚いいですか?」

企業、学校、キャリアカウンセラーの方が集まる会だったんですが、ここにも品川ファミリーが。

そして・・・

私の前の発表者は資生堂の人事の責任者の方だったのですが、その中で、こんな話が。

「あるとき、3人の優秀な新入社員がいた。大学がバラバラなのにどこか共通点がある。そこで履歴書を見直したら出身高校が品川女子学院だった。今日、そのうちの一人を連れて来た。1000人の営業の中で一人だけしか担当できない、日本で一番売り上げの多い店舗の担当をしている」

と、後ろを振り返ると、いました。高校時代はどちらかというと地味でまじめな感じの子だったのですが、すっかりきれいになっていました。今、28歳で、品女の卒業生として頑張っているとのことで、うれしくなりました。

あげられていた品女卒の特徴は以下でした。

①若手社会人として最も必要と言われている自立性が 備わっていること

②極めて高い積極性を有していること

③一人の人間として可愛いがられる所作と振舞いを身につけていること

さらに、

日曜は、書類仕事をしていたのですが、企業コラボの相談で、外出し、そのあとふと立ち寄ったギャラリーで

「先生!卒業生の○○の母です。○○さんのお母さんと一緒にここをやっているんです」

子供たちは部活も違っていたのですが、おやごさんがクラスで仲良くなって、今、一緒に仕事をしているそうです。

恐るべし、品女ネット!

そして、今日は卒業式の予行をしました。あすの卒業式を終えてもみんなずっと品川ファミリーです。

さて、今学期、2年生の「日本を知る」授業でおこなった、いけばなの2回目の授業の様子です。

今日は盛り花です。まずは解説。
 器の大きさによって、空間を形成する3本の枝の長さを決めます。
 はさみの使い方も教えていただきます。
 15分で活けます。
 熱中。主になる3本の枝は角度も決まっています。
 だんだん活け上がってきました。
 先生からご指導。
 きれいに出来ました。この方法を知っていると、だれでもバランスの取れた形に活けられるので、海外で披露したりすると、驚かれます。これも日本文化を伝える上で一つの財産です。

*茶道の授業でお世話になっている遠州茶道の家元のドキュメンタリー映画『父は家元』が好評につき、追加上映されることになりました。 上映時刻など詳細は各劇場のホームページをご覧ください。

【東京】 期間:4月12日(土)~25日(金) 場所:シネ・リーブル池袋

【埼玉】 期間:4月12日(土)~18日(金) 場所:新所沢レッツシネパーク