2013/11/20 水曜日

早稲田大学連携授業(教育学部)

カテゴリー: 早稲田大学 — 漆 @ 18:08:25

今日は、防犯訓練を行いました。人には、「万が一のことは自分には起きない」という心理が働くそうです。そして、いざというときは、パニックになって対応力が低くなります。平常時に、備えて動いておくことが大切です。

危険なことはご家庭でも、登下校時など一人でいるときにも起きる可能性があります。この機会に、ご家庭でも防犯対策を話題に出し、万が一想定して予防策を考え、いざという時どう対応するかのシミュレーションをすることをおすすめします。

早稲田大学連携授業の続きを、担当の小池からの報告します。

「秀吉から家康へ」 高木重治先生

授業の初めは、大学選びのアドバイスや早稲田大学の校風、学ぶ環境などについてお話があり、夏にオープンキャンパスに行った生徒たちは興味深く聞き入っていました。
今回授業で扱っていただいたのは、秀吉による宇都宮氏の滅亡を描いた「城井闘争記」です。豊前の宇都宮氏は秀吉の九州征伐に伴い、伊予国に転封するよう命じられますが、それを拒絶して本領安堵にこだわり、居城に攻め入られて滅亡したそうです。その様子を、原文を見ながら解説してくださいました。
また、日露戦争中の手紙や、農村の女性の暮らしなどを描いた貴重な資料を実際に手にとって見せていただきました。
生徒にとっては少々難しい内容だったようですが、歴史を学ぶ際に、大学ではテキストだけではなく実際に古文書や資料を読み込んで史実をより深く掘り下げていくということがよくわかり、非常に有意義だったのではないかと思います。