卒業生(昭和一桁&20代)
*家庭科の授業で「昭和の話」をテーマに卒業生がお話しに来てくれています。
生徒からどんな質問が出ましたか?と聞くと、「学校の話が多いのよ。クラブは何がありましたか?とか。年は離れてても品女の先輩っていう意識が強いのね」 | |
生徒のメモをのぞくと・・・・リンゴ箱を勉強机にしていた。 ・制服はなくて、ありあわせの服を着て学校に通っていた。 ・戦争は絶対してはいけない。 ・教科書は先輩からのお下がりだった ・たらいの水を太陽で温めていた。風呂ががなくもらい湯をしていた。 ・学校は木造二階建てだった。 ・今のアメニティースペースは下駄箱だった。 ・校則はとても厳しかった。
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そのほか、鉄腕アトム、東京オリンピックとかいう文字や、「この先輩は娘も孫も品女らしい」などいうメモもありました。
昭和は遠くなりにけり・・・ですねぇ。
*さて、こちらは若手。先週まで教育実習生が来ていました。授業に加え、行事もあるこの時期を乗り切って笑顔で帰って行きました。在校生のお手本になれたでしょうか?
(写真は芸術鑑賞の歌舞伎のとき。中央は私。今、2年生が着付けの授業をやっているので、着物を見せようかと)
後日、挨拶に来たり、礼状が来たり・・・。もうすぐ社会人、在学中のことを思い出すと成長したなと感じました。
中にはお母さまがお礼にお越しになった子も。
「就職面接で品女というと知られている場合が多くて助かりました。卒業してまで実習や就活でこんなにお世話になるなんて・・・」とおっしゃってくださいました。
嬉しい気持ちが半分、「逆に卒業生に恥をかかせるようなことがあってはいけない」と身の引き締まる思いが半分。母校は履歴書から消しゴムで消せませんから。
在校生は卒業生のために、卒業生は在校生のためにこれからも品女を守り、発展させてくれることを願っています。