早稲田大学特別講座①
早稲田大学の「女性・仕事・ライフデザイン講座」をリアルタイムに聴講できる特別講座が始まりました。当初、4,5年生対象の募集でしたが、3年生も参加できることになりました。
開始前、準備中の早稲田大学の教室の様子が映っています。「映ってますか~、聞こえますか~」とやりとりして確認作業中です。 | |
こちらの教室の様子が早稲田の教室のスクリーンに映っています。生徒「うっかり居眠りしたら映っちゃうね」 (教授とパワポの映像に切り替わりました。ほっ) |
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授業開始、「今日から品川女子学院のみなさんが参加します」と紹介。「よろしくお願いしま~す」と、こちらの声も向こうへ送られるのでちょっと緊張します。 |
今日の先生は早稲田大学大学院 法務研究科の浅倉むつ子教授です。
早稲田大学の男女共同参画室の初代室長もなさっています。
授業テーマは「働く女性と法律」、将来社会に出て働き始めると身近になる法律について、役立つ概要と判例の動向などのお話しがありました。
働く女性に関わる法律の歴史、女性が採用やキャリアアップ、ワークライフバランスを考えるとき頼りになる法律、いざというときはどこにどう相談すればいいのかなど、具体的な事例が次々と紹介されます。
私自身、自分の母親の世代はこんな思いをして働いていたのかと、悲しくなるような事例もありました。
私たちの学校は84年前、女性に参政権もないときに、社会で活躍する女性を育てることを目標に創立されましたが、こうした先輩女性達の切り開いてくれた道の上に今の自分たちがいるのだと感謝の思いを新たにしました。
大学生向けの授業ということで、生徒達には少し怖くなるような話もあったかしれませんが、その分、刺激もあったでしょう。
6月26日には先生をお招きしてのワークショップも行いますので、まだ申し込んでいない人も是非この機会に大学の授業を体験してみてください。
*今日の豆知識
「間接差別」 → 例えば、事務職を募集するのに「身長180センチ以上」とすると、実際は女性に不利になるのでこれもいけないそうです。