2007/3/26 月曜日

ニュージーランド修学旅行⑫ホストファミリー

カテゴリー: 28プロジェクト:世界 — 漆 @ 11:00:00

299.jpgいよいよホストファミリーと対面です。
集まった家族と生徒一人ひとりを引き合わせていきます。子供達は「どの人が私のファミリーなんだろう?」とドキドキです。

ふと、こういうときに起こりがちなことを思い出し、生徒達にひとこと言っておきました。
「日本人に比べてのんきな人が多いから、もしかして遅れたり、来なかったりする人がいるかもしれないからね」

さて、あと生徒が数人になったとき、案の定、家族の数が足りません。一家族は仕事の都合で来られず他の人が連れて行くことになっていたそうで(だったら先に言ってってほしいと思うでしょう?でも、それがこの国の流儀「終わりよければすべてよし」なのです。)

もう一家族は別の日と勘違いしていたそうで連絡が行ってからあわて家をでたそうです。
(これも、日本だったら前日に確認、当日に出欠をとるとかしますよね。
以前バスを待っていたとき、15分遅れてもこないので来る方を見ていたら、そっちを見ているのは日本人だけでした。
ローカルの飛行機を待っているとき、なにやらアナウンスが流れて、回りの人がふっとため息をついて何事もなかったようにしているので何?と聞いたら2時間遅れ!ということも。
提携校の交渉に現地の人と一緒に行ったら、校門で「後は一人で」と言われて途方に暮れたことも・・・
私にも色々あって、今はこの国のよさを理解できるようになりました)

さて、「もう家を出た」というのになかなか到着しなくて「そば屋の出前」かと思いました。
現地校の先生が「家族はあなた達が来るのをとても楽しみにしてたのよ、間違っただけで気持ちがないからじゃないからね」と言っています。
子供達に伝えるとホッとした表情になり、
「こういうとき、几帳面な正確ってあだになりますね~」などと大人っぽいことを言っています。こういうとき自分ではまだ言葉が理解できないことで誤解が生じることもあるんだろうなと感じました。

そうそう、他にも「今日はキウイバーベキューよ」「ええ~!あの鳥食べちゃうんですか?」という会話も聞こえてきて爆笑しました。
(キウイ=ニュージーランドという意味)

各家庭に分かれれば面白いこと困ったこと様々な言葉の行き違いがあることでしょう。これも勉強です。

*今日は⑨~⑫までアップしました。明日は成田エクスプレス33号に乗ってロングコースの生徒達のお迎えです。楽しいこと、つらいこと、さまざまな経験をして一回り成長した彼女たちに合うことが楽しみです。