特別講座(数学が面白くなる講座)
今日は午後、吹奏楽部が合宿から帰ってきました。3台のバスから次々と降りてくる人数は、学年行事のような規模です。卒業生が応援に行ってくれたおかげで引率教員も助かったようです。
さて、一学期に行なった数学の特別講座の様子を担当の白石から報告します。
6月13日(木)に首都大学理工学研究科生命科学専攻准教授 福田公子先生と大学院生にお越しいただき、「数学が面白くなる講座」を実施しました。
身の回りで役立っている数学の紹介ということで、 「スポーツと数学」「音楽と数学」「雪の結晶と数学」の3テーマを話していただきました。
「スポーツと数学」では、野球を題材に、“松井とイチローはどちらの方が凄いのか”ということを数学的に分析…。
ただ、野球のルール自体がわからない生徒が複数名いて、野球のルールをまずは理解してもらうことから入りました(笑)。「音楽と数学」では、ドレミの音階などのしくみを、三角関数を使って説明。
和音をグラフの合成で説明していただいたときは、私は後ろで聞いていて「なるほど…!」と感動していたのですが、三角比の苦手な生徒は少し難しかったかな…?後半は、グループディスカッションを行いました。
大学院生はどんな研究生活を送っているのか。高校の時にどうやって勉強していたのか。このような疑問に答えていただきました。日頃の授業の中でなかなか取り上げることの出来ない内容を扱っていただいたことで、数学を身近に感じてもらえたのではないかと思います。
*卒業生のチカコ・リーさんのインタビュー(夢を叶え続けた私の方法)がPHPスペシャル(2013年8月号)に掲載されました。図書室に置いておきます。また、最近、新刊を出版したそうです。