2009/4/17 金曜日

起業体験プログラム説明会

カテゴリー: 28プロジェクト:社会,行事 — 漆 @ 13:30:42

 今年も、4,5年生の「起業家体験プログラム」の準備が始まりました。

高校生で起業の勉強?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、この学習プログラムは狭い意味ではなく、文化祭の模擬店を会社として起業、運営する体験を通して、広く社会に目を向け、仕事の意義や自分の将来を考えるためのものです。

社会人や卒業生とともにチームで一つのものを創りあげる過程で、人と支え合うことの大切さを学び、また、教科の学習では気づかない自分の得意分野を発見することもあります。

担当の寺尾から説明会の様子をご紹介します。

 4/11、本年度も文化祭で実施される起業体験プログラムの説明会が行われました。前半は本校起業体験プログラム担当責任者の権藤より主にシステムの説明を行い、後半は専門家から企業活動の意義・倫理についてのご講演をいただきました。

 5年生はちょうど一年前、初めて起業体験プログラムに臨むにあたり、この説明会に一度参加しています。したがって、多少の変更点はあるものの、システムの内容はだいたい把握しているはずです。それにも関わらず、真剣に説明を聞いていました。5年生は今年が最後の文化祭ということもあり、このプログラムへの関心の高さが伺えました。

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 4年生は初めての起業体験プログラムということで、現時点では右も左もわからぬ状況です。さらに、はじめて飲食企画に携われるということもあり、真剣に説明に聞き入っていて、こちらも関心の高さがうかがえました。

 生徒達は「企業」というものを社会科の授業で勉強はしているものの、まだ実感が湧くというところまでは至っていません。

そこで、実際の企業の取締役から、企業についての説明をしていただきました。「ボールペンを売る」という活動を例にとるなど、生徒達も企業を身近に感じることが出来ていたようです。

まだ起業体験プログラムははじまったばかりで、これから決算や配当金の処理まで含めると、10月まで続くことになります。この説明会で得たことをうまく活用し、充実したプログラムになるよう頑張って欲しいと思います。