2013/4/27 土曜日

サッチャー元英国首相

カテゴリー: 28プロジェクト:世界,その他 — 漆 @ 17:00:08

今日は、PTAと後援会の総会がありました。1年生も中にはクラスの半数近くが委員さんに手を挙げてくださるクラスもあり、今年も品川ファミリーが盛り上がりそうです。

写真は、校内のハナミズキです。少し前まで白が満開でひらひらと舞うモンシロチョウのようだったのですが、写真を撮りに行ったら、すでに青々とした葉だけになっていました。季節の移り変わりは早いです。

昨日の続きです。世界で活躍している女性で思い出すのは、先日、他界されたサッチャー元英国首相ではないでしょうか。強い意志と使命感で仕事を全うされ、在任中、教育制度改革も進みました。

政策には賛否ありましたが、一つの決断をすれば、必ず、得るものと失うものがあります。すべての人にとってHappyな改革はなく、それぞれの人が自分の立場から評価するのは仕方ないことです。

山の頂に立ち、他の人には見えない景色を見る人は、全体を考えて判断をしなくてはなりません。そして、その結果に対する評価も批判もすべてを一身に受けなくてはなりません。

一国の責任者としての大変さは想像することもできませんが、家に帰って個人に戻ったときはどんな方だったのでしょう。

保護者のカウンセリング講座などでお世話になっている堀口紫さんがサッチャー元英国首相に夫のサポートについて質問したことがあります。そのときの様子をブログにまとめていらっしゃるので、ご紹介します。(堀口さんはバイリンガルなのでブログは日本語と英語。継続して読むと、生徒の皆さんの勉強にもなると思います)

約20年前、マーガレット・サッチャー女史が日本で講演された時、私は質問者の一人として選ばれました。 「首相時代、ご主人はあなたをどのようにサポートしてくれましたか?」 他の人々が国際政治中心の質問だったため私の純粋な質問は会場に大きな笑いを引き起こしました。 彼女は「私の夫はビジネス界の人でした。そして私は化学者でもあり、弁護士でもあります。夕暮れ時、暖炉の前でお互いにいろいろな話をしました。彼との話は私の世界観を広げてくれる時間でした。」と答えました。 彼女の言葉は、私にとって、結婚すること、そしてキャリアを積むことへの大きな力付けとなりました。 そして現在それが手に入っているような気がします。サッチャー女史、力付けをありがとうございました。そして心からご冥福をお祈り申し上げます。

About 20 years ago, when Lady Margaret Thatcher came to Japan for a  keynote speech, I was chosen to be one of the questioners. I asked her, “How did  your husband support you when you were a Prime Minister?” Other people asked  geopolitical focused questions so my naive question created a laughter in the  auditorium. She said, “My husband is from the  business field and I am a chemist and a lawyer…. In the evenings,  we would sit by the fire place and talk about things in each other’s industry. The talk with him helped me expand my horizons,,,,,,,” Her answer inspired me to meet a husband that would be  supportive of my career. And today, I think that is exactly what I have! Thank  you Lady Thatcher for your inspiration, and may you rest in  peace.