百人一首大会
昨日、中一の百人一首大会を行いました。
本校では一年生から古文の学習をしていますが、この日は授業で学んだ百人一首をカルタ取りで楽しみました。
グループに分かれ、クラス対抗戦です。合唱祭では1Dがおどろくほど上手で、一年生としては珍しく審査員特別賞を取ったのですが、今回の優勝は1Cでした。おめでとう!
個人賞の「カルタクイーン賞」の子は一人で17枚も取っていました。(写真をご覧になると一グループの人数が多く、取るのが難しのがお分かりになるでしょう?)
こうして記憶力のいい中等部時代に楽しく暗記した百人一首が、高等部で本格的に古文を学ぶとき例文として頭に入っていると、語彙や文法のベースになって大いに役に立つんです。
そして、小倉百人一首は恋の歌がたくさん含まれているので、この子達が成長していつか恋をしたとき、和歌ににじみ出た感情がいっそう深く理解でき、「ああ、こういうことだったのか、昔の人も同じような切なさや喜びを感じてたんだなぁと」共感したり救われたりするときがあるかも知れません。
会の最後にコメントをと言われ、ついこんな話までしてしまったら中一の目が点になっていました。
ちょっと早かったかも。私、古文が専門なので古典の話になると夢中になってしまうんです。