3学期始業式です
本日から3学期がスタートしました。始業式は中、高、別々に行うのですが、高等部の集合状況、式の間の態度は我が校の生徒ながらほれぼれするくらいで、私にとっても気持ちのいいスタートの日になりました。
休み明け、風邪のシーズンにも関わらず、一人も遅れず集合、委員の生徒の一言で静粛になり、ぴたっと時間通りに開始、生徒の伴奏による校歌斉唱、留学生のさよならスピーチ、私の話の間も私語一つなく集中していました。特に教員が指示して並ばせているわけではないのですが、壇上から見ていると列も乱れず最後まで緊張感の漂うような式でした。(というと、いつもは?と言われそうですね。いつも定時開始、私語もないんですが、今日の空気は違っていたと後ろで見ていた理事長が言っていました)
高三にとっては受験を控えた最後の式、高一高二はその高三に配慮してのことだったのでしょう。
普段は元気がよすぎて、行儀が悪い!と叱れることもしばしばの生徒達ですが、誰かにとって大切な時は自然とみんなで協力する、そんな優しさと協調性のある子に育ってくれているんだなぁとうれしく感じました。
私からは、「当たり前のことに感謝する」というテーマで話をしました。
身近なことから国際的な話題までいくつか例を挙げて話しました。中心にしたものは、昨年末台湾で前総統の李登輝氏にお目にかかる機会を得てうかがった「日本人は国があるという当たり前のありがたさを忘れている」というお話でした。氏からは、日本文化の素晴らしさなど、様々な話を伺い、昨日の産経のコラムにも書きましたが、書ききれなかった内容を生徒達にシェアしました。