教科イチオシ見学会①JAL機体整備場
今日は、校内では保護者面談が行われています。
フジッコさんのご協力でおせちの特別講座も行われました。私は中3の「牛乳に相談だ」ラジオCMの収録に立ち会ってきましたが、なかなかおもしろかったです。この二つは後日、ご紹介しますね。
さて、一昨日行われました教科イチオシ施設見学会の様子が各担当教員から送られて来ていますので、順にご紹介します。
以下、担当の工藤からです。
中1から中3の14名がモノレールに乗ってJALの機体整備場を訪問しました。
元キャビンアテンダントの方によるツアーで、前半は講義を受け、後半は整備場を見学しました。最初に担当の方から「今日(12月17日)は何の日でしょう?」と、突然の質問。
「ライト兄弟が初飛行に成功した日です」とは、生徒の回答(正解)です。さすが、事前学習もばっちりでした。前半の講義では「機体がなぜ飛べるのか」を、ニュートンの理論などを用いて解説していただきました。その他、パイロットになるには13年もかかること、整備場には65名の女性が働いていることなども伺いました。日頃学んでいる数学や物理、英語の必要性を十分感じることの出来る講義内容でした。
その後、キャビンアテンダントやパイロット、整備士のユニフォームを着て写真大会をしてから、コートやマフラー、ヘルメットを身につけ、いざ整備場へ。
東京ドームと同じ広さの場所に大きな機体が並んでおり、クレーンが縦横に動くたびに「エリーゼのために(横の時)」と「乙女の祈り(縦の時)」がオルゴール調で響きます(警報だそうです)。飛行機の着陸の様子も間近で見られ、生徒たちはすべての規模の巨大さに圧倒されていました。
ツアー終了後も質問をし続けるのが「品女流」。
質問を終えて戻ってきた生徒に聞いてみると、「いつも気を付けていることは何ですか?」と伺ったところ「ミスがあったときにどう対処すべきかを常に考えている」とのことでした。例えば「着陸時に車輪が降りなかった場合はどうやって対処するか」などを常に考えながら行動することが大切なのだそうです。
教員が話すより、現場の方からの生のお話は生徒たちの心にストレートに響きます。今日の生徒たちは、雨ニモ寒サニモ負ケズ、本当に生き生きとしていました。
中1も、先輩がメモを執る姿を見て鞄から慌ててノートを出したり、質問をする先輩の姿に見とれていたり、学んだことが沢山あったようです。「普段できない経験ができた」と最後に話していたのが印象的でした。