ニュージーランドからお客様
ニュージーランドの学校からお客様がいらっしゃいました。4年生の生徒が先日まで留学していた学校の先生です。私が留学中の生徒の様子を訪ねると、「大変すばらしい、すばらしいなんてものじゃなくらい。日本人で固まらず、積極的に友達を作って、何に対しても明るくて前向きで」とおっしゃいました。(と、私の耳には聞こえました。)
その後、校舎を案内した国際交流部の岡田から報告です。
Avonside Girls’ High School という、クライストチャーチにある名門私立女子校の校長先生と留学生担当の先生2名がいっらっしゃいました。
本校の留学プログラムでは、昨年からニュージーランドが留学先として加わりました。
生徒が安心して学べる環境に恵まれていること、女性の社会進出が進んでいる国であること、英語を第二言語としない生徒に対する教育制度がしっかり整備されていること、等々を考慮した上での追加です。
学校の規律も厳しく先生方のケアも手厚いため、本校の生徒を安心して送り出せる環境です。(ただし彼の地では時間がゆったりと流れており、5分前行動!といった厳しさはちょっと望めませんが)
現在オークランドとクライストチャーチそれぞれに1校ずつ留学先が決められており、クライストチャーチにあるAvonsideでは既に3名の生徒が留学を終え帰国しています。
校長と私とで各国からの留学生を受け入れている同じ立場にある学校として様々な意見交換をし、その後校内をご案内しました。丁度、留学を終えたばかりの4年生の教室を通り過ぎたところ、「あら!」と当の本人たちを見つけてNZの先生方(も生徒たち)も大喜び。授業の邪魔にならないように慌てて退散しました。
修学旅行に行くとわかるのですが、ニュージーランドの学校はお国柄どこで敷地が広く、特にAvonside Girls’ High Schoolは広いグラウンドや美しい校舎に囲まれ素晴らしい環境が整っています。
ですが、逆に体育館は小さくて狭いんだそうです。必要ないということなんでしょうが、本校の体育館の広さに驚いていらっしゃいました。
その後、留学していた生徒たちと先生方が感動の再会。「またすぐに会えるなんて!」としっかりハグしていました。
また先生方からは本校の留学生について、
「困ったことを人のせいにせず、また敢えて日本人同士で固まらず、常に積極的に友人を作ろうとしたので英会話力も飛躍的に伸びていた。課題に対する姿勢も真摯だった。」
と直接おほめの言葉を頂くことが出来、うれしい時間でした。
Avonside Girls’ High Schoolhttp://www.avonside.school.nz/
留学していた生徒達が、約束の時間に来て待っていたのですが、先生方がなかなか到着せず、私と、「ニュージーランド時間かな?」と話しているうちに、休み時間が終わってしまい、残念そうに教室に帰っていきました。
その後、先生方がお越しになって、「生徒の授業が終わるまで待っていたい」と言ってくださったので、再会できてよかったです。
スカート丈に関しては、日本より厳しいのですが・・・
国によって本当に価値観はいろいろですね。