2008/10/4 土曜日

特別講座(金融経済)

カテゴリー: 28プロジェクト:社会,授業・学習・進学 — 漆 @ 10:04:13

経営コンサルタントの知人に、本校の特別講座や起業体験プログラムの話をしたところ、共感してくださり、生徒が将来仕事をする上で必要となってくる「経済面の知識をテーマとした特別講座」を開いてくださることになりました。

以下、担当の藤澤からから当日の様子をご紹介します。

社会科の特別講座「高校生と学ぶ『日本一ビジネスで使える』お金の授業」が9月30日から始まりました。

経営コンサルタントとして活躍されている和仁達也さんを、講師としてお迎えし、全5回で11月まで行われます。

参加生徒は、主に、経営学や商学を大学で専攻したいと考えている高校生1、2年生の有志です。目を輝かせながら主体的に参加していました。

第1回目の授業のテーマは、”わたしの将来の夢は何?”でした。

まず、講師の方が今の職業で、26歳の時に独立するまでの歩みを詳しく伺いました。

学生時代から独立する夢をもち、ビジョンを紙に書いて、いつも目に入るご自宅の柱に貼っていたそうです。

そうすることで自分が進みたい方向性がはっきりし、潜在意識に深くすり込まれ、その方向に近づけるからという理由です。

そこで、生徒たちも「将来、こうなりたい!」という自分の10年後のビジョンを紙に書き出し、生徒同士で互いに発表しあうグループワークを実践しました。

imgp2971.jpgこれらを書く際、条件と時間制限があります。何でも実現する「魔法の紙」であると信じ、自分には無理であると思いこまないことが条件になっていました。そして、6分間の制限時間の中で、

「どんな仕事に就きたいか」
「どんな上司や部下、仲間と働きたいか」
「友人や家族とはどんな関係を築きたいか」
「身につけていたい能力や技術は何か」
「どのような趣味やプライベートにしたいか」
「収入や資産、財務状態はどのようでありたいか」

という6項目を書きます。

imgp2973.jpg2人ペアとなり2分間ずつ、それらを発表しあいました。口に出すことで、書いたことが腑に落ちる、あるいは違和感があれば書き直しや、書き加えるという作業を通じてビジョンをより明確にしていく目的があります。

この短時間の実践で生徒たちは多くのことを感じたようです。感想を一部紹介します。

・10代の若いうちに自分の将来を描くことはとても重要だとわかった。

・自分設計ができたことが大変楽しかった。自分の将来について足りない所が浮かびました。

・自分の将来の夢を書かないと、それを達成したかどうかに気づけないことがわかり、参考になった。

講師の先生も、高校生が予想以上に将来について具体的に考えることができることに感心されていました。次回からは、本論の「お金」についての授業が始まります。

私も生徒の感想をすべて読みましたが、活き活きと主体的に参加していた様子が伝わってきました。

日本には、「お金の話をするのははしたないこと」「子供はお金のことは考えなくていい」と考える傾向がありますが、本来お金はきれいなものでもきたないものでもなく、「その活かし方」によって自分の夢を叶え、まわりを幸せにする手段ともなるものです。

この授業が生徒にとって、将来の仕事、生き方について考えるチャンスになれば嬉しいです。

*以前、「お金の力」について書いたコラムです。

http://diary.shinagawajoshigakuin.jp/fromPrincipal/wp-content/uploads/2007/12/060327.pdf

*社会科の特別講座が活発に行われていて、今日の午後は毎日新聞の方々にお越しいただき、特別講座を実施します。