テニス部にゲストをお招きしました
夏休み中も生徒たちは部活に講習に文化祭準備にとマルチタスクをこなす日々です。
この日は、テニス部に、デビスカップ日本代表として活躍し、ウインブルドン本戦出場、ビヨン・ボルグとも対戦した西尾茂之さんと、ご子息の西尾隆信プロをお招きし、指導していただきました。
生徒たちは真剣そのもの。いつにまして動きと返事がキビキビと体育会系になってました。(隆信プロを見る目が❤の子も)
本校では部活、学習、行事の3つを回すマルチタスクを楽しむこと(耐えること?)を奨励しています。
いつか大人になったとき、仕事と家庭と自分の好きなこととの3つを回し、何かをあきらめないでもいいようにという願いがあります。
部活は選んでするものですが、実際は人間関係や目標に向かうときの苦しさなど楽しいことばかりではありません。でも続けているのはやはり好きだからでしょう。
好きなことを頑張っているとき、そのモチベーションは他のことにも影響していきます。中には部活終わるとスイッチオフという子もいるでしょうが、それでも、いつかそこで培ったものを平行移動して活かすときがくるはずです。そういう生徒を沢山見てきました。
私自身、高校大学と運動部で身につけた力と友人関係(夫はまだバスケット続けてるんですよ(^^;)が今の自分を支えていると感じています。
先日は、水泳部にオリンピックのメダリストを招いて話をしていただきました。
「何のためにやっているのかを考える」
「つらいときは我慢せずに発信する」
「独り言=自分へのつぶやきは日々数え切れない。それをコントロールすることで大きな影響がでる」
等々、様々な話があり、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。
こうして、1つの道を極め、「世界」を見てきた方々と接することで、部活を超えた普遍的なものを感じてもらえたらと思っています。