2012/7/14 土曜日

親子で着付け特別講座

カテゴリー: 28プロジェクト:日本,保護者 — 漆 @ 11:25:21

今日は、学期末の会議の日。教科ごとに仕事をしています。

私はこれからPTAのイベントで観劇へ。後援会のみなさんも参加します。早めに行って、お母様方へのスペシャルプレゼントをゲットしなくては!

こうして本校は、生徒だけでなく、保護者の皆様、また卒業生の保護者(?)のみなさんも品川ファミリーとして品女ライフを楽しんでいます。

そんな一コマを2学年の田口から報告です。

6月26日(火)、2年生のきもの着付け授業でご指導いただきました、きものライフスタイル・コンサルタント津田恵子先生による特別講座が開かれました。

テーマは「家族で楽しむきものの魅力 〜着付けのコツや色合わせの妙~」、6月1日の中等部総合学習の講演や3回の和の授業では伝えきれない内容を特別授業としたワークショップです。2年生の生徒だけでなく、保護者の方も参加してくださり、ゆかたの着付けのコツなどを一緒に体験していただきました。
津田先生には、きものにまつわるこぼれ話、凜とした美しい姿、男女の所作の違いなど、ご自身の経験談も交えながらの楽しいお話していただいた上に、個性にあった品のよい色合わせのご相談等も受けつけてくださいました。

道徳の着付けの授業できものへの関心度が一気にUP、もっと学びたい・上手に着たいと思い参加した生徒、文化祭できものの和の色をとりあげるクラスの生徒も参加、講座が終わった後も、残って津田先生に質問と、前向きな子供たちが集まりました。
さらに、毎回の着付けの授業の様子がご家族の話題となり(娘・お母様・お祖母様と、女性同士で盛り上がっていたとのことです。)、それが刺激となって参加してくださったお母様や、母子で参加された方もおり、会場となった作法室は熱気に溢れました。
お母様方も、色々と質問をされ、子ども達同様“前のめり姿勢”、津田先生の話術、きものの魅力に引き付けられ、あっという間に時間が過ぎました。

最後には、ペアになりゆかたを着つけることになり、子ども達が、お母様に着付けをする姿がなんとも微笑ましかったです。

講座が終わってからの子ども達やお母様の声を拾ってみました。
子ども達から…
◇「最後にともだちにきれいに着つけができて楽しかったです。おかあさんに着せたいです。ホームステイ先でも着せたいです。」
◇「津田先生の授業はすごく面白くて、今まできものに全然興味なかったのですが、TVとかできものが出ると、「あっ!」って、きものを見る目が変わりました。」
◇「特別講座はいつもの道徳の授業より時間があって、細かいところまですごいいっぱい見れてよかったです。
色のはなしとか、飾り紐の話とか。いままで普通に見ていたものがすごいものだ、って気づいたのが、すごい楽しかったです。」
◇「津田先生みたいに、国内だけじゃなくて、外国にもきもののことをいろいろ発信できたらいいと思います。」
◇「やっぱり28歳になったら、外国人の方とかに、英語できもののことを伝えられればいいかなと思いました。」

お母様方は…
◆「まさか親も津田先生の授業を受けさせていただけると思っていなかったので、すごくこの日を楽しみにしておりました。」
◆「娘が着せてくれたのが、すごいびっくりしました! まだ2回しかやっていないのに。でも結構順調に着せてくれて。先生のご指導のたまものなのかしら? 娘を見直しました!」
◆「まさか娘に着つけてもらえるとは思いませんでした。逆の立場にならなきゃいけないのに。本当に楽しかったです。」
◆「海外に行くたびに、日本文化を伝えるってことは大事だなってことは身をもってひしひしと感じてます。ぜひ娘にも、そういうことを伝えることができるようになってほしいです。」
◆「来年のニュージーランドのこともありますが、やっぱり海外で自分の国のきもの、ゆかたやきれいな模様を見せてあげられるのはいいことだと思います。ぜひそうできるように、子ども達が自分で着つけられたらいいなあと思います。」