校外授業 三年生
本年度、3年生の総合学習のテーマは「食育」です。この日はグループを分けてキューピー、森永乳業、メグミルク、フジッコの工場を見学させていただきました。私はフジッコに引率しましたので、自分でレポートします。
工場到着後、見学とお話を伺うグループに分かれます。
はじめに福井社長から会社の理念、食育についてなどのお話しいただきました。「食を通じて家族のコミュニケーションをはかり、食文化やマナーを伝えるのも食育。お母さんになったとき、食卓で日本の心を伝えてほしい」というお話にうなずく生徒たち。
みんな初めは緊張気味でしたが、「みなさんの関心は机の上にいっていますね」という言葉に思わず笑い声が。
そう、生徒達の目は「おまめさんストラップ」に釘付け。これ、非売品でとってもかわいいんです。三種類あって、くろまめパパ、きんときちゃん、だいずくんです。「座ったところが運命だと思って、一つずつどうぞ」プレゼントと分かって一安心。
その後、会社概要、マーケティングのお話などを担当の方々からご説明いただきました。「フルーツセラピー」という製品の誕生秘話を女性社員の方からしていただき、一つの製品ができるまでの苦労を知りました。
見学です。私のグループを案内してくださったのは「煮豆係長」です。(昆布係長もいらっしゃるそうです)
子供達は「昆布工場の方には人がいるけど、デザート工場の方には人が少なくて機械が多い」とロボットの動きに驚いていましたが、最終チェックは何重にも人の目で行い、徹底して安全確認をしているところをメモメモ。さらに、研究所では残留農薬や遺伝子組み換え原料が混じっていないかのトレース、厳密なチェックをしているそうです。
お楽しみ、試食タイムです。テーブルに並べられた10種類を越えるデザート類が一つずつ全員にいただけると知り、生徒は大興奮!特にモンサンクレールの辻口さんがこの日のために作ったという黒豆を使った焼き菓子はあっという間に胃袋に沈みました。
保冷バックまで用意していただき、お家へのお土産も。(帰りのバスで、何が一番楽しかった?と聞かれ、一斉に、「試食です~!」情けない・・・)
学校に戻ると、休む間もなく今日の学びを班ごとに分かれてまとめ、新聞をつくってクラスでプレゼン、代表作品を決定します。
それを翌週学年全体にプレゼンして一段落です。
「試食~」と叫んでいた彼女たちですが、「安全管理の厳しさに驚いた。それが会社の理念と繋がっている」等々、なかなかしっかりした中身。(ちゃんと見るとこ見てたのね。)