校長日記

2012/3/2 金曜日

オークランド市内自主研修（NZ修学旅行）

今日は班ごとに事前にたてた計画に従って市内を見学します。

朝食のとき、「よく眠れた？食欲は？」と声をかけると、「は〜い」と返事はしますが、なんだか眠たそう。でも、中にはデニッシュを十個も食べている子が！
お家に連絡がない限りお子さんは元気ですのでご安心を。

食後、すぐに玄関へ。
緊急連絡用に各班が携帯電話を持ち、出発です。
ホテル前でさっそく道をまちがえ、逆に行って戻ってきている班があります。大丈夫かなぁ。
でも、英語で道を聞くことも勉強ですね。

今日の最低気温は16度。
「先生、16度ってどういう気温ですか？寒いですか？」と、聞かれても‥‥。
「歩いてて暑くなったら脱げばいいから、寒さに備えて上着をきていったら？」と答えました。
生徒たち、暑さと日差しには備えがよく、帽子をかぶって日焼けどめをぬっていますが、こちらは一日のうちに四季があるので防寒対策も必要なんです。（傘もね）
フェリーやバスも利用して、オークランド大学や観光名所を回ります。
ダウンタウンで買い物をしている子に、「何買ったの？」と聞いたら、まず、お母さんへのお土産だそうです。

今日も雨の予報でしたが、なんとかもちました。

事前に計画を何重にもチェックして、こういうときにはどうするかシミュレーションして行う自主研修ですが、道に迷ったり、乗り過ごしたり、はぐれたりすることもあります。

生徒が連絡なしに数分でも遅れると、待っている間は生きた心地がしません。それでも「生徒の将来のための経験を・・・」班別自主研修は続けています。

夕食後パッキングをし、明日はいよいよ、ホームステイへ。

頼りになる担任も委員も班長もいない生活がはじまります。
一人一人が自分のことは自分でする、自分の身は自分で守る、そういう自覚を持った上で、充実した時間を過ごしてくれることを願っています。