世界一大きな授業
今日は自宅学習日、静かな校内です。
日記は試験期間中不定期と言いつつ、最近、有志参加の興味深い試みがあったのでご紹介しておきます。
4月23日、日本時間午後一時から百を超える国々が一斉に授業を行いました。「世界の子供に教育を」というキャンペーン活動が目的で行われた教育協力NGOネットワーク(JNNE)主催の「世界一大きな授業」です。
世界中の同日同時間帯に750万人が参加し「世界の学校教育」について学び、ギネスブックに登録されることが決まりました。
本校では、S&S(サンリオと品川女子学院が共同で行っているプロジェクト。品女キティの販売利益でカンボジアに学校を建てようというもの)が参加しました。
生徒会新聞に掲載されていた生徒の感想の一部を要約して紹介します。
ネパールではほとんどの子供が学校に通いたくても通えないのに対して日本は義務教育があるため、どんな子でも授業を受けることができます。中には行きたくないと言っている人もいますが、通いたくても通えない子供のことを知って学校に通えることをあるがたく思うべきだと思いました。私も教育を受けられることをもっと活用して、学校に通えない子供達のことをもっと知ろうと思います。
今回の学びはカンボジアの学校建設にむけ、活用していく予定です。
この授業の様子が本日、主催側のHPに掲載されました。
http://www.jnne.org/gce2008_report_shinagawa.html
写真は、この日のことをまとめたポスターで校内に掲示してあります。このような試みに受け身で参加するだけでなく、こうして参加した生徒が他の生徒に呼びかけ、それが生徒会新聞で紹介されカンボジアの学校建設へとつながっていく・・・。能動的な本校の生徒らしいバトンタッチです。