防災訓練
ぽかぽか陽気、連休明けでのんびりモードの生徒も多い今日、午後の授業が始まるやいなや、ドキッとするような非常放送!避難訓練です。
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今日は、地震予知放送、その後火災発生、そして万が一学校にいられないような災害に備え外部の避難場所への移動を3年生が体験しました。(本校は、関西の震災の後に新築、および耐震強度を上げてリフォームしているので、校舎が倒壊するときは回りも同じかもしれませんが、道で隔てた西棟、東棟の両方が火災に見舞われる場合もないとはいえませんので)
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中2の教室をのぞくと、放送と同時にドアと窓をあけ、机の下に潜っています。中3の移動も初めてでしたが予定より早く終了し帰ってきました。しかし、やはり訓練とわかっているため表情を見るとにこやかで真剣みにかけます。
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私の知人に、「大地震の時、マンションのドアが開かずにパニックになったが、実は押すドアを引いていた」という人がいました。いざというとき少しでも落ち着いて行動できるよう、生徒たちには校内、登下校、自宅といろいろなポイントで「ここで地震が来たらどうするか」シミュレーションしておくように伝えました。
次の時間は、通学経路別のグループに分かれ顔合わせを行いました。登下校時、いざというときはこのメンバーがお互いに助け合うことになります。
そういえば今朝も同じ方向から高校生と中1が仲良さそうに話しながら歩いてくるので、「きょうだい?」と聞いたら、そうでなくてバスが一緒なのだそうです。
消防署の方からは、災害時の伝言ダイヤル171、緊急避難速報、災害発生時の注意事項などお話しいただきました。
保護者の皆様、かねてご連絡したように本日18時、ご登録いただきましたすべてのアドレスに緊急時の一斉配信メールをお届けしましたのでご確認ください。今日、子供たちの記憶が新しいうちに、ご家庭でも災害時の動きについて確認のお話し合いをしていただけると幸いです。
写真は経路別集会、この時点で「何年何組の教室はどこでしょう?」と校内で迷っている子を見かけ、ちょっと不安。