角川映画・文庫特別講座
「角川文庫・角川映画共同プロモーション特別講座」が始まりました。
角川文庫創刊60周年記念作品として製作された映画『ダイブ!!』（6月14日公開）のプロモーションに生徒が参加するというものです。本校の28プロジェクト、企業コラボの趣旨に賛同したくださった角川グループからお話をいただきました。
「特別講座」の形で有志が参加することになり、倍近い応募者の中から抽選で42名が選ばれました。生徒たちは「同世代間の想いの共有」をプロモーションのテーマとして広告・宣伝・イベントの企画の手法を学びながら中高生ならではの発想を活かしてプロモーション活動に参加していきます。
原作は直木賞作家、森絵都さんで、オリンピック出場をめざす中高生の飛び込み選手を主人公とした作品です。私も読みましたが、勉強だけでなく行事やクラブ熱心に取り組んでいる本校生徒の共感を呼ぶ内容だと感じました。
この原作本についても編集や出版の様々な側面について学び、プロモーションをしていきます。活字離れが憂慮される昨今ですが、本を作る側の立場体験をすることにより、出版、読書への興味も湧くことでしょう。
昨日は、角川グループから映画・文庫・モバイル・ウェブデザイナーなど様々なご担当の8名の方々がいらしてくださり、ウェブやモバイルでのプロモーションの可能性などを学びました。様子を見に行くと、次々と積極的に手があがっています。中には大人では気付かないような発想もあり、「言われてみると当たり前のことなのに社内では気付かなかった」という言葉も頂きました。
今後、参加メンバーだけでなく、校内試写会を行って参加者から意見をきくなど、多くの生徒が関われる形で進めていきます。
こうした企業とのコラボレーションを通して、生徒が将来社会へ出るときのための学びをえるだけでなく、社会に対しても何らかの貢献になっていけばうれしいです。
（写真が原作本です。面白くて一気に読みました。特にクラブ、スポーツに打ち込んだ経験があると泣けます。）
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