エンカウンター
中等部では新学期が始まるとすぐ人間関係をスムーズに作っていくために「エンカウンターエクササイズ」をおこないます。
春休み中に担任が研修を受け、リーダー役を務めます。
中1では「握手をしてジャンケンし、勝った方が先に名前を言う」「誕生日チェーンをつくる」「品川を基点に、住んでいる場所に立つ」などの内容のゲームをしました。
入学直後は顔見知りのいないクラスの中で、休み時間も席を立たないくらい緊張していますが、このエクササイズの後は、会話もはずみだします。
2年生も3年生も新しいクラスで新しい友達をどんどん作っていってほしいです。
以下は一年の担任ブログからです。写真も担任ブログからです。
◆「誕生日チェーン」では、なんと3人が同じ誕生日ということが発覚しました!
◆(エンカウンターの)次の時間には、クラスの委員・係決め。立候補の代わりに黒板に書かれた委員・係名のところにつぎつぎに名前が書き入れられました。あっという間に決まりました。体育祭の選手決めにしても休み時間のうちにほとんど決まり、決まったばかりの体育係の「あと3人です」という呼びかけにも、「じゃぁ、やります」と早いこと。なかなか頼もしい、能動的な姿を見せてくれました。
今朝、登校してくる生徒の様子を見ていると、一年生はほとんどの子が大きなカバンを2つ持ち、フウフウいいながら入ってきます。(しかも今日は傘もさして。)試しに持たせてももらったら、大人の私でもかなり重く感じます。中にはよろよろしている子もいます。その上、今日は電車遅延の影響で品川駅は人でごったがえしたそうですから学校にたどり着くまでどんなに大変だったことでしょう。
(そういえば卒業生が、電車で重いカバンを持って勉強している子を見かけると持ってあげたくなる、と言っていました)
学校に置いていっていい教材もあるのですが、入学当初はどうしても気になって何もかも家に持ち帰ってしまうんです。こういう苦労をしながら少しずついろんなことに慣れていくのでしょう。
(本当にロッカーに置いていっていいのよ)