弓道部の合宿
春のクラブ活動報告、弓道部です。少人数で始めた部活ですが、年々部員が増えてきました。(留学生にも人気です)
本校には弓道場を作る場所がなく、普段は基礎的な稽古しかできませんが、限られた練習環境の中、熱心に活動しています。
合宿では思う存分弓を射れたことでしょう。
以下、顧問の大井からのご報告です。
3月30日~4月1日まで、34名の部員と伊豆の三津浜に恒例の弓道部合宿にいって参りました。初日と二日目はまだまだ寒かったのですが、弓道場の周りの桜は今年も満開でした。
満開の桜の中、旧4・5年生を中心に練習に励みました。10人立ちの広い弓道場を借り切っての練習なので、思う存分練習でき、例年にもまして、的に当たる心地よい音が鳴り響いていました。1年生も上級生にマンツーマンで教わりながら、3日間の合宿で見違えるように上達し、的中が出る子も多くいました。
「合宿のしおり」は旧6年生の手作りのもので、このしおりにのっとって規律正しく行動し、遅刻や他の迷惑になる行動をとる部員もおらず、練習面以外でも充実した合宿となりました。(毎年合宿を点数で評価しているのですが、今年は92点でした。)
毎日の練習結果や目標・反省などをこのしおりに記入し、部長・副部長がチェックして返却、次の日はより高い目標を設定する方法をとっています。合宿が成功に終わったのは部員一人一人の自覚によるところが大きいですが、この合宿で引退となる新6年生、とくに部長・副部長のがんばりには頭が下がる思いでした。
彼女たちが引退して日々の練習に参加しなくなると思うと、寂しさがこみ上げてきます。これからは、受験勉強をがんばり、志望校合格という的に、見事的中するように祈っております。