2008/2/25 月曜日

特別講座「圧力で変わる物質の姿」

カテゴリー: 授業・学習・進学 — 漆 @ 11:26:21

4日目は「圧力で変わる物質の姿」というテーマで行いました。荒井からの報告です。

普段氷を作るためには、温度を0℃以下にする方法しかとりませんが、室温でも氷を作る方法はあります。水に高い圧力を加えると、氷になります。高い圧力を出すためにダイアモンドを使いました。実際に少しずつ圧力を加えていくと、ある瞬間水が氷に変化します。逆に圧力を弱めていくと、氷は水に戻ります。

643.jpg状態が変化する瞬間はみな感動していました。さらに、水に沈む氷も見ました。

4日間を通じて、普段の授業では見られない実験を経験できて、理科に対する興味が深まったようです。

生徒の感想を一部ご紹介します。

◆ずっと知りたかった氷が浮く理由が分かってうれしかったです。

◆普段できない圧力によって水を氷に変える実験は、いつ変わるか分からないので、ワクワクしました。

◆これまで物理には、あまり興味がわかなったですが、この講座で楽しさや興味がわきました。
(写真:実験で使うダイアモンドを顕微鏡で観察しているところです。)