2008/2/9 土曜日

教科イチ押し見学会 -23- 東京証券取引所

カテゴリー: 28プロジェクト:社会 — 漆 @ 14:28:15

担当の理科(行く場所が多いため教科を超えて担当する教員もいます)高田より報告です。


625.jpg東京証券取引所
12月18日、教科イチ押し見学会で3年4名、4年19名、5年6名の計29名の生徒と東京証券取引所を訪れた。今回、我々は東証アカデミー授業支援プログラムの「東京証券取引所見学と授業のコース」を受講した。授業の主なテーマは・暮らしと経済の関わり・株式会社の仕組みと特徴・株式売買の仕組み・株価についてなどである。以前の熱気あふれる立会場の風景は完全に過去のものとなり、近未来のオフィスを思わせる館内にある学習ルームで授業を受けた。

登場したのはシェア先生こと大崎正行さんである。シェア先生はユーモアたっぷりの授業を展開、一方的な講義にならないように、発問やクイズを交え、全員参加の雰囲気をつくるところなどは本職顔負けである。さらに難しい内容をわかりやすく伝えようとパネルを利用したり、お金を人体の血液に例えるなど経済や株式についてイメージをつかみやすいように工夫されていた。

授業の前半を終え、見学(株価が掲示されるモニターにサプライズで「品川女子学院 歓迎」の文字が映し出され生徒達は喜んでいた)の後の授業では先生が昔取った杵柄ということで以前、場立ちと呼ばれる各証券会社の担当者が使っていた独特の手サインを披露、その見事な手さばきに生徒からも歓声があがった。

最後に先生からの「質問は?」の問いかけに何人も手が挙がるなど、授業は最後まで充実したものであった。

先生にはわざわざ出口までお見送り頂いた。その後、解散になっても熱心に質問をする生徒もおり、とても充実した見学会であった。