ポスター制作特別講座 第2回
来年度の本校のポスターを制作する特別講座の、第2回を行いました。
私もチラッと見に行きましたが、デザインの好きな子、マーケティングの好きな子、作品発表の場を持ちたい子、様々なタイプの生徒が参加していました。共通するのはどの子も自分の時間を使って学校に貢献しようという熱意があることです。
さすが、これまで企業コラボや特別講座を体験している4年生だけあってどれもびっくりするようなできで、つい、「おお!」とか「いいね~」とか声に出てしまいます。プレゼンも上手でプロの方から「うちの事務所に就職しない?」と言われていました。
(って、また私って親ばか??かどうかは来年度のポスターを見て判断してください。)
以下、担当の塩崎の報告です。
今回は、各自練ってきたポスター案のプレゼンテーションです。
10分の持ち時間で、3案以上を発表しました。応募者は、4年生5組7名。
集まったポスター案は22案。
この中のグランプリが、実際に印刷するポスターの原案になります。皆すばらしいプレゼンテーションでした。
「なんとなく好きだからこれにしました」といったものは1つもなく、細かい部分まで理由付けがされていました。
例えば、「私が小学生の頃に塾でポスターを見たときを思い出し、小学生がついみてしまうようにこうしました」「硬い印象にならないように、漢字の割合を少なくしました」などなど。講師のクリエイティブディレクター名雪祐平氏と、アートディレクターの永田武史氏、それに教員2名で審査をし、良い物ばかりで悩みながら「グランプリ」「企画賞」「コピー賞」「デザイン賞」「アイデア賞」を発表しました。
どんなものが「グランプリ」になったのか、それはしばらく秘密です。講評では、例えば「制服の写真をメインにしたら、コピーは制服に関わるものである必要がない」などといったことを教わり、皆勉強になったようです。
また、「どれだけのレベルのものが集まるか不安だったが、全く心配の必要がなかった」「通っている本人たちが自分の表現で創り、説得力のあるものだった」とお褒めの言葉も頂戴しました。次回(2月15日)は、グランプリの案を基に、完成度を高めていきます。
そうなるための案を考えてくるのが次回までの宿題です。
グランプリに選ばれなかった生徒も、皆参加して意見を出し合い、素敵なポスターができあがる予定です。(写真:個人、グループごとプレゼンです)