2011/6/15 水曜日

今日の一日・着付の授業

今日は忙しくて楽しい1日でした。私のスケジュールはこんな感じ。

まず、朝礼(集合が早く、チャイム前にシーンとなったので、早めに始められました。感激!)
→会議→着付けの授業→着付の先生とローズランチ(ショウガ焼き)
→総合学習を一回り(PCで地域プレゼンスライド作り、行事の準備、企業コラボ、卒業生講演会おもしろかった!)
→プロジェクト・マネジメント特別講座(「もしドラ」の担当編集者の方もお越しくださいました)

教育実習生の研究授業を見られなかったのが残念。でも、在校生からお手紙やお花をもらって感動していました。

そして、郵便物とメールをチェックして今、ブログを書いています。

生徒や卒業生と一緒にいる時間が長い日は、不思議と疲れを感じません。
作家さんが「12時間書いていてもいやにならない」と言うのを聞いたことがありますが、その感覚よく分かります。

生徒たちにも将来そんな仕事に出会ってほしいなぁと、職員室でぼ~っと考えていたら、近くに勤めている卒業生が遊びに来てくれて素敵な社会人になっているので、なんだかうれしくなりました。

さて、そんな1日から着付けの授業の紹介です。今日はいよいよ帯結びまでを体験します。

クラス人数分の浴衣は用意してあるのですが、今年は本当にマイ浴衣持参が多いです。

まだ「あげ」のついたかわいい柄あり(「あげ」ははずしてもらいました)、お母さんの、おばあちゃんのです。という浴衣も。

最近のカラフルな柄の中で、昔ながらの紺白柄がかえって引き立ちます。中には総絞りもあって、「大切にしてね」と言いました。
(今はだんだん職人さんが少なくなってきていて、手間のかかる手仕事のものは手に入りにくいのです)

「おばあちゃんに縫ってもらいました。着ていたらおばあちゃんの家に帰りたくなってきました」

ほほえましいですね。和の授業をやってきてよかったと思うのは、家庭の中で日本文化がつながったと感じる瞬間です。

もし、本人の浴衣でなくても、ご家族のものを持ってくれば、そのサイズにあったきれいな着方のコツを学べますよ。

次回はいよいよ最終回。プロのカメラマンさんに記念撮影もしていただく予定。津田先生が「長い髪の人は、浴衣にはアップが似合いますよ」とおっしゃったら、「髪飾り、今日買いに行こう!」なんて言っています。

何度も何度も結び直して熱心に練習している様子をみていて、私も来週が楽しみになりました。

津田先生の着付け動画。今日、生徒に約束したのでリンクしておきますね。

Kazumi流半幅帯で一文字結び&文庫結び】5分20秒YouTube

前回の復習。どのくらい覚えてるかな?
「家で50回やりました」という子も!
お互いに教えあっています。
帯結び。私もお手伝い。
帯を前で結んでこれから後ろへ回します。
もう、うれしくて仕方ありません!
残念。脱がなくちゃ。たたみ方も覚えました。
小笠原礼法のおかげで作法室に入るとき一礼する子、下座側の足から入る子も