2011/4/4 月曜日

28教科イチオシ見学会【東京証券取引所】

カテゴリー: 授業・学習・進学 — 漆 @ 15:43:45

担当三井からの報告です。

東京証券取引所は、総勢33名で見学しました。
京葉線の遅延のため、遅れて登場した人もいましたが、
1名も欠席者がなく、見学は、気持ちよくスタートしました。

最初に、証券取引所の施設を見学しました。みんなが最も興味を持ったのが、株価の変動を知らせる電光掲示板。電通さんがデザインされたもので、ビジュアルも意識して作られているようです。数字がくるくる回りながら取引のスピードを知らせています。
2000年5月より、現在のようにコンピュータで取引するシステムに変わったので、少ない人数で、静かに取引が行われています。
見学の後、経済に関する授業がありました。最初にDVDを見ました。かわいいパンダのキャラクターと、人気の声優さんの声に喜んでいる人もいました。
その後、コーディネーターの方から、株式会社についての授業がありました。一通り理論を学んだ後、株式会社のロールプレイングゲームが始まりました。
社長、株主A・B役を決めて、株式会社のしくみを学ぶゲームです。 社長の役を引き受けてくれたSさん。お好み焼きの会社の経営者という設定です。
株主役のSさん、Kさん、Kさん、気がつけば、全員が5年生でした。
説明が終了した後も、活発に質問が出ました。「どうしたら、景気がよくなりますか?」
などなど・・・五年生が次から次に質問をしてくれて、大変盛り上がりました。単に、たくさん質問を考えておいて、とお願いしたことにこたえてくれただけではなくコーディネータさんのわかりやすい説明のおかげでいろいろと考えたようです。

最後に生徒の感想を、紹介します。
「電光掲示板を見ていたら、目が回った」
「普段ニュースなどで見る、東証アローズが見られてよかった株式について、注意しながらテレビを見てみよう」
「日本の相場取引に範囲が決められてるとは知らなかった。」
「株式会社は私達の暮らしには必要不可欠であり、そのためには株式会社もなくてはならないものなんだと改めて実感した」
「大学でこういう方向に進みたいと思いました。コーディネーターさんの説明がとても上手でした」
「学校で行う株式学習ゲームでは本当のお金を使用しないので、簡単な気がしていたが、今回の見学で現実感がわき、よく考えなければならないと思った」
「将来、自分の選んだ会社に投資したい」
ここで学んだことが、少しでも将来を考える材料になっていれば良いと思います。

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